かつて可能だったゴルフ会員権での損益通算

1755 Gold

昨年の11月以来、今年初の
ゴルフへ行ってきました。

今回はかねてからの
お誘いだったのですが
場所は岡山県にある
JFE瀬戸内ゴルフ倶楽部。

名前からして名門コースの
雰囲気がムンムンしましたが
まさにその通りでした。

ラウンドした少し前くらいに
ミズノオープンという
大会が開催されていたようで
道中にはスポンサーの看板。

そして、クラブハウスには
ミズノオープンに参加した
プロゴルファーのサインが
書かれた額がありました。

そんな名門コースですが
天に味方されなかったのもあり
午前中はどしゃぶりの雨。
（いつもの晴男は発動せずｗ）

しかも、海沿いでもともと
風が強いところなのに
いつも以上にビュンビュンと
音がするほどの強風。

ただっぴろいコースで
キャディーさんがいないと
どこに打ち込めばいいか
分からないようなホール。

そして、何と言っても
僕を苦しめたのは競馬場の
ように伸びた芝（ラフ）。

ラフなラフに何度も
クラブで芝を刈りながらも
久しぶりのゴルフを満喫。

途中からは雨も止んで
天気も回復してきましたが
試練という名に相応しい
ラウンドとなりました。
（これはこれで楽しかったです）

とてもいいホールだったので
もっと練習して上達したら
また挑んでみたいコースです。

ちなみにご飯を食べるとこは
これでもか！ってくらい
ソーシャルディスタンスを
確保されたレイアウトでしたよ。

ゴルフ会員権に関する法律

資産家でたいていお持ちに
なっているのがゴルフの会員権。

バブルの頃に比べると
今はかなり価値が落ちてますが
ゴルフ好きな方もそうでない方も
かつてはお持ちの方が多い資産。

ではゴルフをしない人が
なぜゴルフの会員権をかつて
持っていたかというと大きくふたつ。

①売買の利益目的

②損益通算目的

かつては何百万円という
価格で売買されていた
会員権は保有するだけでも
ステータスでした。

格式ある一流ゴルフ場や
プロの大会が行われるゴルフ場など
需要の高い場所である場合は
買いたくても買えない…
そんな状況でもありました。

稀少性の高い会員権は
未だに売買されており、
ゴルフをしない方にとっては
売買するための資産として
持たれていた時期がありました。

そして、もうひとつが
損益通算するためですが、

現在の法律では

損益通算NGです。

バブル崩壊後にゴルフの会員権は
こぞって暴落してしまい酷いものは
購入時の1/10ほどになりました。

しかし、それはそれで
当時あったメリットというのが
損益通算だったのです。

これは他の資産での利益を
ゴルフ会員権の損失で通算して
課税額を減らすというもの。

たとえば、金（ゴールド）は
年間50万円超の利益となった場合
課税対象となるのですが、
ゴルフ会員権の損失と併せて
非課税とできる…ってことです。

そんな用途で使われましたが
2014年からゴルフ会員権は
損益通算できないよう法改正され
未だにご存知でない方も
たまにいらっしゃいます。

先日、弊社へ金（ゴールド）を
売りにいらっしゃった方にも
言われたのですが現在では
通用しなくなったのです。

ま、ゴルフ会員権は
あくまでもゴルファーのための
資産であって、プレイしない方は
持たなくてもいいってことです。

ちなみに年間の中で
そう大きく暴落と高騰を
繰り返すことのない
金（ゴールド）やプラチナ。

このふたつ同士であれば
損益通算は当然可能です。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(6/26)の貴金属価格】
　ゴールド：7,048円/g（+24）
　プラチナ：4,469円/g（+64）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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