交通系ICカードも金のように共通化に…

2065 Gold

新聞を読んでいて広島市内の
交通インフラに関する２つの記事が
つい目にとまりました。

ひとつめは広島県内の
交通機関で使えるICカード
PASPY（パスピー）が３年後に
廃止されるというもの。

そして、ふたつめは
広島市内の市電とバスの
運賃が値上げするというもの。

PASPYは2008年に
始まったサービス。

それまでは紙媒体の乗車券や
バスカードが導入されており
家を掃除していると当時の古いのが
出てきたこともありました。

そんなPASPYは機器の
更新コストが膨大に掛かる
という理由で3年後に廃止し
新たなシステムを導入予定。

そして、運賃の値上げは
最低運賃が190円だったのが
220円に上がるというもので
今年の秋に実施予定。

一部の電車路線では
据え置きとのことですが
30円も値上げってことで
一気に200円台ということ。

こちらの値上げは
燃料費や業績悪化が背景で
最近のいろんな物の値上げに
準じた感じではありますね。

そんな交通インフラの
記事でしたが普段は車で
たまにバスや電車という状況。

私は支店との移動手段として
使ってるのでたまに乗りますが
運賃の上がり方はびっくり。

で、PASPYも廃止ってことですが
どうにもICカードの種類が多いので
どれかに統一するなり他のに
便乗するなり減らして欲しい限り。

運営会社が異なるので
その辺りのやり取りが恐らく
大変であるとは思います。

ただ、3年後にPASPYが
廃止となったとあれば今後は
SUICA一択となりそうです。

ICカードもグローバル化しては…

交通系ICカードは大手から
地方都市までで18種類あるようで
そのひとつのPASPYが3年後に
無くなってしまうワケです。

今でこそ相互利用できるので
1枚あればほぼどこでも使えるけど
運用が始まった当初というのは
そうではありませんでした。

当時、何枚かICカードを作り
持ち歩きながらもその面倒くささを
感じた覚えがあります。

会社が違うので仕組みや
システムに相互性を持たせるのは
大変なのでしょうがその方が
メリットになることもありそうな
気はするんですけどね…。

昨年の東京オリンピックでは
当初多くの外国人観光客が来るため
混乱を避けるためにこのICカードが
共通化されるなんて話題もありました。

それからコロナのせいなのか
理由は分かりませんがその話も流れ
何もされないままオリンピックを実施。

国内でもややこしいのに
外国人観光客にとっては絶対
分かりにくいのでやはり
統一するなり共通化するなり
した方がいいのでは…と感じた次第。

ただ、この話と言うのは
お金に似た話だと思うんですよね。

というのも世界各国で
発行されてい通貨も国を移動すれば
その土地で使われているものに
変換する必要があります。

これがもしも統一された
通貨であればそういった交換する
手間もなく済みますからね…。

先日ご来店されたお客様から
こんな質問をされました。

資産として持つ金って
何が一番魅力なのですかね？

コレは人の考え次第で色々と
思うところはあるでしょうが
私が一番魅力と思うのは

世界どこでも通用する資産

かなぁという点です。

市場があるのでそれに準じて
換金できるというのもあるけど
そもそも換金する以前として
誰が見ても価値がありそうに見える
という認識があるってこと。

ここ最近の貴金属買取において
お客様の中には本物かどうか分からず
金メッキ品をお持ちの方もおります。

ではなぜメッキ品にも限らず
お持ちになってしまうのかというと
もしこれがメッキでなく
金だったらお金になるから…
という意識があるため。

金＝価値があるもの
と誰かに話を聞く前から
そういった認識があるのです。

そしてその認識というのは
日本人に限らず海外でも
同じ現象でもあります。

金はどこでも通用する資産
というのはこういう背景によるもの
ってことです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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