トランプ大統領とイーロン・マスク氏の決別

投稿日:

3203 Gold

 

トランプ2.0となり
良好な関係性を続けていた
トランプ大統領とイーロン・マスク氏。

その関係に突然、
終止符が打たれました。

 

政府効率化省(通称DOGE)の
船頭に立っていたマスク氏が
5月末に退任となった。

特別政府職員として
130日間の任期があったので
それを終えたことによる退任。

 

選挙前からトランプ大統領の
そばに付きっきりだったが
今回の退任を機に政府から離脱。

当初は関係性が壊れることなく
進むように見えたものの
マスク氏のインタビューに
トランプ大統領が紛糾。

 

決定的な引き金となったのは、
マスク氏によるトランプ政権の
大型減税法案への痛烈な批判。

トランプ大統領は同法案を
実行すべく動いていたものの
マスク氏の公然たる非難により
大統領と対立姿勢が鮮明に。

 

政治を離れたとはいえ
実業家としてトップのマスク氏、
アメリカトップの大統領の関係性が
無くなったことで株価にも影響。

マスク氏の会社でもある
テスラ社の株価は約15%ほど落ち、
約1,500億ドルの市場価値が
失われる結果となりました。

 

トランプ大統領はマスク氏と
話す予定はないと明言。

そして、リーダー不在の
DOGEは今後の動向が不透明。

まだ始まったばかりである
トランプ2.0ではありますが
初めての大規模な内部分裂。

 

政治とビジネスの交錯で起きた
劇的な決裂は、アメリカ政治での
権力関係の複雑さと脆弱性を
浮き彫りにしました。

さすがはトランプ大統領、
時間と共に色んな事が
荒れまくってますね。

 

 

政治不信⇒通貨安の流れは…

世界的な有名な会社の株でさえ
政治的発言ひとつで巨額の損失を
被ってしまうこの現実。

EV社の先駆けとして動いた
テスラのような銘柄は確かに
技術革新で大きく成長します。

ただし、その反面で
政治的要因など外部要因から
極めて脆弱であり、これは現代の
株式市場のリスクの本質。

 

そして、この政治的不安定は
通貨にも影響を及ぼすもの。

ドルは今年の初旬において
約157円/ドルだったのですが
ここ最近は144円/ドル台。

つまり、約13円ほどの
円高が進行したということ。

 

確かにトランプ大統領は日本の
円安に対し指摘はあったけども
円高ドル安ということは
ドルの価値が下がったということ。

日本からするといいのですが
アメリカからするとドル安で
更に国内の輸入商品がインフレに
振れやすくなるということ。

そうなるとアメリカとしても
景気回復への道が遠くなるワケで
政治不信⇒ドル安⇒経済悪化
という負のスパイラルが起こると
危惧されています。

 

こうした状況もあって
資産の逃避先としてゴールドや
プラチナといった貴金属資産が
注目されています。

お金や株式といったような
ペーパー資産と違って貴金属は
物理的価値を持つ資産。

政治的混乱や通貨安の局面で
最後の砦として資産を守ってきた
そんな歴史のある貴金属。

 

先日、インゴットを買いに来た
お客様が1ドル紙幣を持っていたのですが
こんなことをおっしゃいました。

”所詮、この1ドル紙幣も
人間が作った紙切れだからね…”

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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【本日(6/15)の貴金属価格】
 ゴールド:17,556円/g(+0)
 プラチナ:6,384円/g(+0)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格
 ※市場休業のため、土日は同一価格

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