災害に弱い金現物資産！もし対策するならば・・・

2921 Gold

早くも9月に入りましたが
このシーズンは徐々に涼しくなる
一方で嫌な時期でもあります。

なぜならば台風が発生しやすく
天気が荒れやすい時期なため。

一般的に台風というのは
7月から10月に掛けて起こりやすい
時期と気象庁も言ってます。

ただ、この数年というか
温暖化が深刻化したぐらいから
9月10月に多いような気が
どうしてもするんです。

数というより質ですが
発生数は8月までが多いけど
恐らく上陸や直接的な災害は
9月10月に多いイメージ。

先日とても強力ではあるけど
超ノロノロな動き台風10号が発生し
各地で豪雨となり、土砂災害など
被害を受けた場所もありました。

当初は伊勢湾台風並みで
徐々に勢力は落ちたものの
交通機関がストップしたので
当店も1日臨時休業。

広島はありがたいことに
台風直撃するもほとんど雨は降らず
強風もなかったので、事前に
騒がれたほどの影響なし。

最近は台風よりも
線状降水帯による雨の方が
騒がれている印象ですが
まさにその通り。

元々広島は中国山地と
四国山地に挟まれているので
台風が直撃しにくい場所。

雨雲や積乱雲も広島へ
上陸する前にどちらかの山地に
阻まれるので届きにくいなんて
話を聞いたことがあります。

ただ、広島県としてみると
土砂災害警戒区域数は全国で
最も多くダントツの1位。

土地柄的に風化しやすく
水に侵食されやすい地質なので
まとまった雨が降ってしまうと
災害が起こりやすい地域。

台風があまり来ないのは
たまたまかもしれませんが
もしも直撃すると土砂災害の
リスクは高い場所なのです。

だからこそ、BCPといった
災害などの緊急事態においても
生き延びる戦略を立ててますが
使わないにこしたことはありません。

9月10月と台風が来ないのを
祈るばかりではあります。

第三者を介したサービス

私が住んでいる家の前の通りは
昔、側面に水路がありました。

家と道路の間に1m幅ほどの
水路があって、台風や大雨と
天候が荒れる度に、その水路を
濁流が流れ溢れていた記憶があります。

現在はその水路は無くなり
コンクリートで埋められましたが
いかんせん近くを流れる川と
ほぼ同じくらいの高さ。

広島市にはこういった
水害による洪水であったり
土砂崩れが起きやすい危険区域が
多い町ってことです。

2014年に起きた豪雨災害でも
駐車場が浸水してしまい愛車が
廃車になったのも苦い思い出。

土砂災害で家が流された方も
いらっしゃったワケでして
災害によるリスク管理意識が
高い方は増えたかと思います。

先日もゴールドに関する商品で
保管サービスはないのか？
といった質問をいただきました。

家に置いておくと、盗難リスク、
そして災害リスクともしかしたら
無くなってしまう可能性がある。

なので、第三者で保管してもらう
サービスがないかとのことでしたが
そうなると2種類の方法があります。

❶地金商や銀行の保管サービス
❷証券口座を介した商品

ひとつめは地金商や銀行がが
自社の金庫でお客様分の
ゴールドを預かるサービス。

地金商も銀行も自社の大量の
資産を保管しているので、当然ながら
その金庫はかなり頑丈なもの。

見たことはありませんが、
そう簡単に災害の被害に遭わない
安心できる場所かと思います。

そして、もうひとつは
そもそも現物で持たないこと。

たとえばETFや先物といった
証券会社を通して売買する商品は
オンライン上の数字で扱うので
証券会社が倒産しない限り
紛失するリスクはありません。

もし、証券口座の敷居が高いなら
地金商が提供している純金積立でも
問題ないかとは思います。

ゴールドは資産運用における
守りの立ち位置で存在するため
組み込むことでリスクヘッジなります。

ただ、全てを現物で持っておくと
保管リスクに晒されてしまうので
それも不安ということであれば
「現物＋積立」といった組み合わせも
有効な資産運用かと思います。

ちなみに私は現物もあるし、
ETFも購入してるし、積立もしており
ゴールドでも3種類の商品を持ってます。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(9/5)の貴金属価格】
　ゴールド：12,732円/g（-143）
　プラチナ：4,730円/g（-41）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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