金（ゴールド）が世界共通の資産と言われる理由

2147 Gold

先日、ミネラルマルシェという
イベントがあったので行ってきました。

特に入場するのも予約が
要らなかったもあったので
視察してきた次第。

そこでは天然石・宝石や隕石、
化石などが展示販売されており
結構な多さの数が出店されてました。

ただ、多いのは業者だけでなく
来場しているお客様の数も。

石だけでなく、それを使った
アクセサリーなども販売されており
来場客のほとんどは女性。

出店だけでなく、ゲストを
招いての天然石を使った実験もあり
子供達の大きな声も聞こえました。

並んでいる商品としては
単価の安い天然石もある中
高価な天然宝石に隕石など。

私の体感ですが商品の
割合としては宝石が5割、
隕石2割、その他の天然石が3割
といった感じでした。

宝石は普段から見ていますが
隕石や化石などを見る機会は
ほぼないので純粋に見るだけで
楽しめるマルシェでしたよ。

で、一通り会場を見た後に
一応、宝石の営業マンなので
宝石に関しては真面目に物色。

ルースメインのイベントでしたが
まぁ県内のローカル催事にしては
よくこんなに集まったなぁ～
…というほどの数がありました。

ここ最近はジュエリー業界の
イベントには一切行ってないので
久しぶりに楽しい時間でした。

ちなみに天然宝石が並ぶ一方で
合成の宝石があったのも事実。

きちんと説明書きが記載されてたり
鑑別所などをお渡しする店もあったけど
そうでないお店もポツポツ。

まぁ、宝石の見た目が気に入り
購入するのは当然いいのですが
それでもその石の情報はきちんと
書いておくべきかと感じた次第。

ちなみにミネラルマルシェは
全国でいろいろと場所を変えて
開催されているようです。

もしお近くで開催される際は
見に行かれてはどうでしょう？

真偽鑑定が簡単だからこそ…

宝石の鑑別というのは
なかなか難しいもの。

プロでも間違えることはあるし
貴金属の刻印のように目印を
入れることも困難です。

貴金属製品のように宝石へ直接
刻印することはできないので、
なかなか知識のない方からすると
鑑別が難しいものではあります。

そういった商品であるため
宝石は機械での鑑別以外では
ルーペや顕微鏡などを使い肉眼で
見ることでしか鑑別はできません。

そうなるとやはり鑑別者の知識、
何よりも購入する際のお店のいうことを
信用するしかないんですよね。

そのために鑑別書であったり
お店が保証する品質証明書があれば
信憑性の高いエビデンスとして
活用することができます。

資産用として使われる
金（ゴールド）の特徴に
世界で通用する資産
というのがあります。

これはどの国へ持ち込んでも
金は価値があるものという
世界共通認識があるという背景で
言われている言葉。

ですが、その裏には
金は鑑別しやすい
という特徴があるのも
一因にあります。

金は柔らかい貴金属であるため
物自体に刻印を施すことによって
情報を把握しやすくできます。

また、成分・純度分析により
純金の含有量なども分かるので
宝石に比べると鑑別しやすいのが
特徴としてあるワケです。

↑純度や製造ブランドの刻印を入れやすい金製品

金（ゴールド）は機械がなかったり
専門家のような目線がなくても
試金石を用いたり、比重を調べて
本物かどうかを誰でも鑑別できます。

試金石も比重計もネットで
購入できるものであるため、
素人でも鑑別できる状況ですから。

金を扱う業者レベルとなると
更に正確にX線などを用いた比重計を
使いますが簡易計測であれば、
そこまでしなくても大丈夫です。

金はその物に価値があるけど
本物かどうかを鑑別できないと
価値があるか分かりません。

金が世界共通の資産であるのは
価値を示すための鑑別がしやすい
…というのも背景にあるのです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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