シワや小傷の多いインゴットは問題ないのか?

投稿日:

2374 Gold

 

以前、豊田商事に関する
インゴットのブログ記事を更新。

豊田商事から受け取ったインゴットは売却可能??

2349 Gold   先日、1本の電話があり このような質問をされました。 ”何十年も前の話なのですが 豊田商事で購入したインゴット 買い取ってもらえますか?”   ちなみに豊田 …

するとその記事を見た方より
早速お問い合わせいただきました。

その内容というのがまさに
以前の記事と同様なのですが
”豊田商事で入手したインゴット、
本物かどうか見てもらえますか?”
…というもの。

 

どうやら話をお聞きすると
豊田商事が詐欺を起こす前に
取得したインゴット。

詐欺を起こした会社から
入手したインゴットなので
本物かどうかイマイチ
信用できなかった様子。

で、そのインゴットが
本物であるかどうかを知りたく
問い合わせがあったワケです。

 

先日のブログでも書きましたが
海外のブランドであっても
LBMA認定であればよほど大丈夫。

もちろん重量が足りなかったり
そもそもゴールドでない場合は
買い取りできないのですが、
そうでなければよほど問題なし。

 

早速写真を送っていただきましたが
ブランドは確かに海外の物で
刻印は一通り入っておりました。

見た感じでも特に違和感を
感じなかったし、問い合わせを
いただいた方も持った感触等を
ヒアリングするも恐らく問題なし。

 

ただ、なぜ本物かどうか
怪しんだのかというと豊田商事、
そして海外ブランドだったのもあれど
インゴットの状態にありました。

その状態というのが
インゴットの表面がシワと
小傷だらけであったため。

 

表面のブランドや純度、
重量の刻印が入ったところは
謎のシワや小さな削り傷などがあり
見た目的には美しくはない状況。

それは写真からも伝わったので
言いたいことは分かったのですが
実はこういうことはありえるので
その旨は伝えさせていただきました。

 

 

インゴットの見た目

インゴットを買い取る中で
今回見せていただいた写真のように
小傷やシワっぽい線が入った物
実は良く見ることがあるんです。

ちなみに販売する時において、
こういうことはありません。

あくまでもお客さんが買い取りで
お持ちになったインゴットを
見てきた中での話です。

 

ちょっと見た目が残念な
インゴットというのは
作られたのが昔のもの。

インゴットを作る過程としては
まず高温で金を溶かし粒状に生成。

そのあとに再度熱して液状にし、
インゴットの鋳型に流して
成形することで完成します。

 

ただ、単純に見えるこの
インゴットを作る作業も
実は技術を要するもの。

特に成形した後に鋳型から
インゴットを取り出す際には
技術力が要求されます。

成形後は高温状態から
冷やしてインゴットを取りますが
そこの過程が難しいのです。

 

今でこそインゴットの
精製技術も上がってきているので
ぼこぼこと凹みや小傷、シワが
できることはありません。

ただ、その技術が確立されるまでは
綺麗な状態に作り上げれる地金商は
限られたものではありました。

ということで見た目はアレですが
それによって買取ができないとか
買取価格が下がることはありません。

 

もしも、そういったインゴットを
入手したということは高い可能性で
中古品であるということ。

昔、作られた物が溶かされずに
買取と販売が繰り返されることで
市場へ流通したものってことです。

見た目は怪しいかもしれませんが
純度と重量さえきちんとしていれば
よっぽど問題ないのでご安心ください。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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