時計修理事例 Watch repair OMEGA(オメガ)プラスチック風防の修理事例 数年前にOMEGAの時計の プラスチック風防を交換したのに 小傷がまたついてしまいました… という相談を受けました。 確かに風防をチェックすると あちこちに小さな薄い線が入っており 恐らくは落としたりブツけた拍子に ついてしまったもののようでした。 こうやって写真をジーッと見ると 小傷が何か所もありますね… 前回、風防交換をした理由は 大きな傷があったので修理したのですが 小さな浅い傷なら交換とまではいかないんです。 というのもプラスチック風防ならば 表面を研磨することによって 元通りのピッカピカにできるため。 最初は交換するのではないかと 思われていたお客様もこのことを伝えたら ちょっと安心されていました。 風防交換となると安くても 1万円以上は掛かってしまうもの。 また時計によってはパーツがなく 交換すらできないケースも… ですが磨く作業だけなので ハイブランドでなく分解掃除込みでなければ 数千円でも済む修理内容ではあります。 そんなワケで修理工房で プラスチック風防を研磨して このように傷もなくなりました。 預かった際にあった小傷も全て消え、 ピッカピカで新品同様の透明感です。 ビフォーアフターの写真を見ると このように全く傷が無くなったのが 分かるかと思います。 別のアングルでも写真を撮ったので こちらもごらんください↓↓ 風防が傷ついていたりすると 時間を見るたびに気になってしまい 視認性が落ちることにも繋がります。 今では需要もかなり落ちており 一部のブランドやアンティーク品にしか プラスチックの風防は使われてません。 そのため、風防部品がない場合は 既製品が使われたり修理費用が高額になる …なんてこともございます。 ちなみに今回は5,000円弱で 修理させていただきました。 今回の時計は息子さんが使われるようで これからもまだまだ何十年と時を 刻み続ける役目があります。 ぜひ受け継いだ時計に対して 愛着を持って愛用頂いて欲しいですね。 この度はナカオカをご利用いただき 誠にありがとうございました。 こういったプラスチック風防磨きは やすりや研磨剤などの道具さえ 揃っていれば家でも対応は可能。 インターネットで検索すると そんな説明動画もサイトも バンバン発信されています。 とはいえそう使う道具でないし 素人作業だと失敗してしまったら、 最初の修理費以上に掛かるリスクも…。 もしもご愛用されている腕時計の 傷が気になるようでしたら 修理見積り無料のナカオカへ どうぞお気軽にご相談ください。 ご来店予約はお問い合わせは こちらから承っております。 お問い合わせ