喜平ブレスレット・ネックレス

喜平ジュエリーとは、輪っかを繋げたあずきチェーンを90度ひねり、押しつぶしたデザインのチェーンを指します。この喜平ジュエリーはネックレスだけでなく、ブレスレット、アンクレットとしても使われており、断面にある平面の数と輪の形状により数種類に分かれます。

代表的なのは、平面が２つの２面喜平、６つの６面喜平、８つの８面喜平があり、断面数が多いほど製作に手間がかかり、価格が上がっていきます。

また、輪の形状によっても種類があり、１つの輪同士をつなげているのがシングル喜平、１つの輪に２つの輪をつなげているのがダブル喜平と呼ばれています。

喜平ネックレスという名前の由来は、諸説ありますが、喜平さんという人が初めてデザインしたというのが最も有力な説と言われております。

また、喜平ジュエリーは単純な製造過程から、別名「量り売りジュエリー」とも言われており、その価格のベースとして「金相場×重さ」で算出されます。インドやドバイなど金ジュエリーを身に付けることが風習となっている地域ではこの喜平ジュエリーのような計算で売買されております。そして、相場次第では購入時より売却時の方が上回るケースもあるのです。

近年では資産としてだけでなく、カット面の輝きを楽しめるファッション用としても使われているため、資産としてファッションとして、どちらでもお役に立てるのが喜平ジュエリーの特徴です。