よくある質問 Q&A チタンフレームのメガネで錆や緑青を防ぐ方法 これまでにメガネをお求めに なったことがある方は販売員から こういった言葉を掛けられて、 チタン製のフレームを 選ばれたことってございませんか? ✔頑丈な素材でとても軽い ✔耐食性に優れ錆びることがない ✔長年使っていても変色しない ✔金属アレルギーに強くかぶれにくい ジュエリーや医療器具、時計などの 素材として使われているチタンは その軽さと頑丈さからメガネの フレームとしても使われています。 確かに先ほどのような 特徴のあるメガネとして とても人気な素材ではあります。 そんな特徴の中で 錆びることがない! …というのがありましたが、 実はコレ、条件次第なんです。 いくら錆びることのない チタン素材がメガネに使われても 錆びて緑青(ろくしょう)が 起きる可能性があるのです。 緑青(ろくしょう)とは 緑青とは銅が酸化することで 生成される青緑色の錆び。 中には自由の女神のように わざと錆びを出すことによって 美術品に使われることもあります。 しかし、メガネにおいては 肌のトラブルに陥るために この緑青が起きてはいけません。 では、そもそも錆びない チタンという素材において メガネになるとなぜ錆びが できてしまうのでしょうか? その秘密をお伝えします。 使っているネジの素材は? メガネはいろんな部位が 組み合わさってできる医療機器。 中にはフレームまで一体型で ひとつになっているのもあるけど ほとんどはブリッジやテンプル、 鼻当てなどのパーツの集合体。 ですが、いくら チタンフレームとはいえ 実はチタンが使われてない パーツもあるのです。 そのパーツはネジ このネジはチタンではなく 鉄や洋白といった資源が使われ、 これらは錆びる金属です。 メガネは顔に掛けるため 額や耳の汗であったり、 鼻の油など水分がどうしても 付着してしまいます。 この水分がチタン部分しか 触れないのであれば冒頭のような 錆びが起きることはないでしょう。 ただ、長時間長期間にわたり メガネを掛けていると ブリッジとテンプルを接合する ネジ部分にも浸みこみます。 つまり、そんな人間の水分が 時間を掛けることによって 錆びを生じる原因となるのです。 販売時のメガネは鉄ネジ そんな錆びを生むネジですが どんなブランドであっても チタンフレームにはまず そんな鉄製ネジが使われてます。 であれば、こういった メガネフレームの錆びを 無くすためにはどうすれば よいのでしょう? 実はこの答え 難しくありません。 ネジもフレームと同様に チタン素材のものに 変えれば良いのです。 創業70年以上のナカオカは こんな経験を何度も見てきたため チタンフレームご購入頂いた際、 必ずネジもチタン製に変えてます。 つまり、これが本当に 錆びないメガネフレーム ってことです。 せっかく錆びないと思って 購入したチタンメガネが 愛用するうちに錆びてしまったら 嫌な思いをしますよね? ナカオカではそんな 残念な思いをされないように 今回のような対応をしてますので どうぞご安心くださいね。 ちなみに… ネジによって錆びたフレームを 元に戻して欲しいと修理の ご要望を頂くことがあります。 長く使われたお気に入りの 大事なメガネフレーム。 できることならば 元の姿に戻して、また再び 使って欲しいところです。 ただ、直せる可能性はあれど フレームがダメージを負い 破損に繋がる可能性があるので あまりオススメしてません。 なので、便利なチタンメガネを 長年愛用されたいのであれば 購入時に今回のようなネジ対策が 行われている必要があるのです。 それこそ、実績・経験の多い 老舗店であればきちんと最初に 対策されているかもしれません。 メガネはオシャレだけでなく モノを見るときの医療機器として あなたにとって大切な存在です。 便利な視生活を送るためにも 値段だけではなく、お店の実績 スタッフのキャリアの長いお店を 選ぶことも時には重要ですよ。