354 Gold
夏といえばアイスクリーム。
僕にとって年中風物詩ですが、
そんなアイスクリームの売上が
この夏は苦戦しているそうな…
ほとんどの企業が去年に
比べ10％減の売り上げ。
でも、それもそのハズ、
猛暑予想であった今年の夏。
それ全くもって予想を反し、
冷夏であるため。
そういえば、7月8月って
雨の日が多かった気もします。
全国的にそんな感じでしたが、
特に東京は曇り天気ばかりで、
30度越えも少なかったのです。
8月の東京の天気（ほとんどが曇り）
真夏日の日数が
1993年の大冷夏以来に
少なかった東京。
24年ぶりの冷夏なので、
珍しいかったワケですね〜
そういえば、先日ナカオカに
数年に一度あるかないかの
とある珍しいモノを
お客様が持参されました。
数年に一度しかない取引
そんな変わったモノ
というのがコレ↓
この写真に写ってるモノ、
何だか分かりますかね？
ちなみに30kgあります。
ボールペンもこの通りの
大きさでございますよ。
…ということで
コイツの正体は
金（ゴールド）
…と言いたいところですが、
銀（シルバー）
でした。
30kgも重量がある
資産用の銀なんですね。
実は貴金属資産には
いくつか種類があります。
主な貴金属としては
・金（ゴールド）
・プラチナ
そして、今回の銀。
実は銀も取り扱われてます。
ということで少し銀に
触れてみたいと思います。
なぜ銀が貴金属資産？
実は金（ゴールド）と同様、
長い歴史の中で生きてきた銀。
一時期は産出量が金よりも
少なかったこともあって、
希少性という面においては、
金と同等のモノとして
使われてました。
技術進歩により徐々に
産出量は安定してきたけど、
未だにジュエリーや食器、
通貨としても使われており、
なくてはならない貴金属。
そんな経緯もあって、
貴金属資産の種類の1つとして、
現在も取引されているのです。
ただし、金に比べ絶対量が多く
希少性価値がかなり劣る銀は
1g当たりの単価が安いため、
取引は数キロ単位となります。
ちなみに資産用の銀の価格は
これくらいです↓
＜銀価格(税込み)＞
・小売：68.36円/g
・買取：64.26円/g
…というワケで今回の
銀はクッソでかいモノと
なったんですね。
後悔されてたお客様
ちなみにこの度、
銀をお持ちになったお客様。
家に眠っていたものを
ということで持参されましたが…
とおっしゃっておりました。
換金目的もありましたが、
どっちかというと
邪魔だから
処分したい
ということでした。そんな、
今回お持ちになられた銀は
30kgという重さだったので、
お買取金額は1,927,800円。
（2017.8.17の価格）
この金額であれば、
もし金で持ってたとすると、
重さは約400gで済みます。
コイン10枚ほどで事足ります。
それくらいだったら、なんとか
片手でも持てますからね。
金と銀を持つのであれば…
銀の比重は10.53。
それに対して金は19.32。
※比重：水を1とした場合の重さ
つまり、銀より金の方が
約1.9倍重い計算になります。
しかし、価格については
どうでしょうか？
1g当たりの価格は…
金：4,939g/円
銀：68.36g/円
※小売価格（田中貴金属）
この通り金の方が
約72倍も換金価値が
あることになります。
金の方が重いけど、
何十倍と価値のある金を
持つ方が圧倒的に
かさばらずに済みますね。
まとめ
貴金属資産にも
色々な種類がありますが、
メジャーな金やプラチナ。
銀でも資産としては
成り立つものかもしれません。
しかし、単価が高い
金・プラチナの方が
少なく持てる資産なのです。
価値があって、
少ない量で済む。
実物資産で持つならば、
銀よりも金の方が
メリットは多いのです。
本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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