正規ルートでない純金バーが危険な理由

634 Gold

ちょっと前までは新聞の
話題となっていたビットコイン

2018年初には今年が
仮想通貨元年になると騒がれ
耳にしない日がなかったけど
いざブームが去ってしまうと
だいぶ見なくなってきましたね

そんな仮想通貨の
代名詞的存在でもある
ビットコインですが先日の
5/22はそれにちなんだ
記念日だったんです

知ってました？

8年前の2010年5月22日に
ビットコインが初めて
取引に使われた日にちなんで
命名されたその記念日

ビットコイン

・ピザの日

どんな取引が使われたのか
というと…名前の通り
ピザが買われた日

ちなみに取引内容は
ピザ2枚が10,000BTCで
売買されたというモノ

1BTCで1円にも満たなかった
当時の価値も今日の相場で
換算すると1BTC＝約84万円
…ということは
ピザ2枚で84億円という計算

改めてこの数年での
高騰っぷりは驚きます

ピザを売った人がもしも
そのままビットコインを
持ってたらスゴイ話ですね

ちなみにそのビットコインで
取引きした人っていうのは
ピザが大好きだったようです

ビットコインは誕生が浅く
電子取引での履歴があるけど
資産用に使われる金（ゴールド）は
6,000年以上を誇る歴史

そのために初めて何と
交換されたか分かりません

まぁ、もともと金が
貨幣目的に使われてないという
背景もあったんですけどね

では約6,000年前に
人類が金を発見したとき
何に使われたのか？

それは･･･

装身具や祭事用具でした

金（ゴールド）はいまでこそ
金銭的な価値として見られて
使われてますが、大昔は
そうでもなかったのです

特質を知った上で使われた金

人類は金（ゴールド）を
初めて発見してからすぐに
精錬技術を手に入れました

それは当時の錬金術師の
研究によって金には以下の
特徴があることが判明したため

経年劣化しない

化学変化を起こさない

輝きを失うことがない

そういった特徴を調べあげ
様々な加工方法を調査した結果…

熱して溶かし
冷やすことで固めるという
単純な作業で様々なモノに
加工できることを知ったのです

特徴もシンプルなだけに
加工方法もシンプルだったのです

大昔は超貴重品だった金

金（ゴールド）がこれまで
地球で産出された量のトータルは
オリンピックプール約3.5杯分と
言われております

しかし、その総量の
約3/4は20世紀に入ってから
掘り出されたモノなんです

って考えるとかつて
使われてきた金がどれほど
貴重品扱いを受けたのか
用に想像つきますよね

プール1杯分の金を
世界中でシェアした
…ってことですから

そんな金（ゴールド）は
一度使われたモノであっても
何度でも再生できるという
強みがあります

そのため、これまでに
産出してきた量というのは
溶かしては固めての
繰り返しで使われました

世界の金（ゴールド）の
供給は今なおリサイクルが多く
約30%～40%が再利用です

ひょっとしたら
何千年前から使われた金が
いま僕たちがもっている
金の可能性もあるワケです

資産用の金は正規店で…

資産用の金（ゴールド）は
純度が命な現物商品

そのために純金バーは
お買取した後には必ず溶解し
その後に成分分析でチェックし
純度品質を確認した上で再精錬し
新しく生まれ変わります

…なのですがインターネットや
地金商と関連のない業者から
バーを購入してしまった場合
再精錬されてないモノが
渡ってしまうことがあります

再精錬されてないってことは
地金番号が刻印されている
純金バーは溶かされずそのまま
次の買い手に渡るってこと

特に世界にひとつしかない
地金番号が刻印された純金バー

この番号が刻印されたバーで
転売されたモノを持ってしまうと…
盗品や非正規品で疑われたり
売却自体が断られてしまったり
とトラブルになることもあります

また、地金商や専門店でないと
中間マージンがかなり取られ
市場相場とはかけ離れた
価格での取引となります

価格面でも損して
品質面でも怪しい
正規ルートでない純金バーは
デメリットしかありません

資産用として持つ
現物の金（ゴールド）は
専門知識を持った販売員のいる
地金商や専門店での取引が
安心できる方法なのです

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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