純金バーを買うなら国内ブランドと舶来ブランドのどっちが良いか？

740 Gold

先日からなぜか立て続けに
店頭でご相談をお受けする
金製腕時計の電池交換

先週も18金製ロレックスの
電池交換を預かったのですが
今週は14金製でコンコルドの
ブランド時計を預かりました

どちらの時計も購入店で
お願いしたら予想外に高く
他店では金製という理由で
断られたためにナカオカへ
お持ちになられた時計

通常腕時計のパーツは
硬くて傷つきにくいチタンや
ステンレスが使われます

しかし、そのパーツが
金だとチタンやステンレスに比べ
柔らかい素材なのです

腕時計の電池交換は
まず裏蓋を特殊な道具で
開けるのですがその際に
金だと傷がついてしまう
可能性が高いのです

更に電池交換する人の
腕が未熟だったり経験が少ないと
商品に傷付くリスクは
更に高まってしまいます

時計修理専門店ならば
まだしも普通の小売店だと
あまり修理に長けた人がおらず
断ることも多いのです
（金製だと故障時の修理費も高い）

なので、時計専門店でもある
ナカオカには厄介な時計や
故障リスクの高い時計の電池交換が
持ち込まれることがあるのです

厄介なのはもちろん
高級時計ではありますが
特に厄介なのは国内で部品調達が
難しい舶来物の時計なのです

スイスやアメリカなどの
海外から来た舶来時計は
部品やパーツが製造工場しかなく
下手すると修理でその国へと
送られてしまいます

そうなってしまうと
修理費に輸送費が加算されて
結構な金額になってしまいますよね

もし、電池交換中に傷付けると
予想外の修理費用をお店側が
持たないといけないのでそれならと
お断りするお店があるのです

ただ、そういったリスクは
腕時計だけではなく
資産用の金（ゴールド）
…特にインゴットにもあります

舶来ブランドのリスク

資産用の金にはインゴットと
コインの２種類に分かれます

小ぶりなコインに対して
インゴットは大きサイズで
1kg以上のモノもありそれだけで
数百万円の価値があるため
地金番号というのが刻印されます

この地金番号は製造メーカーに
伝えることによって製造日や
出荷日が分かるようになってます

ただ、この製造メーカーが
海外だと海外電話だったり
現地の言葉への通訳が必要だったり
調査が困難になってしまいます

ちなみに、数年前に日本には
クレディスイス製のインゴットが
大量に輸入されました

なので、このクレディスイス製の
インゴットを持っている方って
結構いらっしゃるのですが
これが面倒なブランドなのです

例えば確定申告をするためには
購入時の価格を調べる必要があるので
この地金番号から大まかな製造日を
把握しておかないといけません

しかし、このクレディスイスは
スイスで作られたモノであるため
当然その組織は日本にありません

一応、東京にもクレディスイスの
支社はあるのですがいかんせん
東京でバーを作っているワケじゃあ
ないのでそこに聞いたところで
分からないないのです

つまり…

海外へ聞くしかありません

であれば購入したお店へ
聞くのも良い方法なのですが
現在舶来ブランドを扱っている
お店というのはほぼ皆無

インターネットであったり
オークションで販売されてるのは
転売が多いので聞いたところで
分かる人はいないのです

もちろん購入時の伝票があり、
地金番号から製造日などを調べる
必要がなければ問題はありません

ただ、10年20年経過し
持ち主が亡くなってしまったり
相続で持ち主が変わると伝票って
意外と無くなりがちです

そういったリスクを減らすためにも
資産用のインゴットを購入するならば
国内ブランドの方が良いのです

もし、資産用のインゴットを選ぶなら
自社でインゴットを精製している
地金商での購入をオススメします

ナカオカは田中貴金属工業の
特約店であるためにインゴットは
田中貴金属製のモノのみ販売してます

日本の地金商としては最古で
最大規模である田中貴金属の
インゴットなので安心できます

田中貴金属工業のインゴットなら
地金番号をご連絡いただくことで
製造日や出荷日をお伝えすることも
ナカオカでは可能なので
心配しないでくださいね

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(9/8)の貴金属価格】
　ゴールド：4,671円/g（+13）
　プラチナ：3,129円/g（-19）
　※田中貴金属公表の税込小売価格
　※市場休業のため、土日は同一価格

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