金（ゴールド）を使い行われたインフレ対策

742 Gold

先日もブログでお伝えした
ベネズエラでのハイパーインフレ

インフレ率が10万倍を超え
通貨が使い物にならないため
貯蓄手段として地金（ゴールド）が
推奨しているようです

今まで100円だった
コーヒーがいきなり
1000万円の値段になったら
そりゃ驚きますよね…

ではどうやって金の貯蓄を
推奨しているのかというと
金塊を裏付けとした証券

【証券】
証券（しょうけん）とは、一定の財産法上の権利・義務に関する記載がされた文書。
その法的な効力に応じて証拠証券と有価証券に分類されるが、法令用語としては、有価証券のことのみを指すこともある。
※Wikipediaより抜粋

つまり証券といっても
所詮は紙切れってことです

…大丈夫なんかいな
と思ってしまいました

そんなベネズエラで発行された
金（ゴールド）の証券は重さの
種類が1.5gと2.5gの2つ

えっ、2種類しかないし
重さもたったこれだけ？

なんて思うかもしれませんが
1.5gであってもベネズエラの
市民にとっては最低賃金2倍の
価値がある立派な資産

1.5gであったら日本の場合
だいたい6000円弱の価値しか
ないのでこれでは当然ながら
普段の生活すらままなりません

しかし、ベネズエラでは
2ヵ月間普通の生活で過ごせる
価値のある証券なのです

国により物価も通貨価値も
異なってくるので日本で
50gの純金バー（約50万円）を
ベネズエラに持ち込むと単純計算で
約15年は過ごせるのです

これって比べているのは
日本とベネズエラという国ですが
実はインフレの理論にも似てます

物価が安い国と高い国

同じものであっても
滞在している国の通貨により
価値というのは変わってきます

先ほどのベネズエラみたいな
発展途上国であると先進国より
物価は低い傾向となります

これって…

インフレ前：発展途上国

インフレ後：先進国

といったようなものです

発展途上国の人が
いきなり先進国へ行って
何かモノを買おうとしても
高すぎて購入できません

2か月生活資金6000円の
ベネズエラ人が日本へ行って
まともに生活できません

物価が上がると言っても
いろんな要因がありますが
簡単にはこういうことです

･･･ということは日本にとって
今後もしもインフレに備えるなら
まさに今回のベネズエラみたいに
金として持っておくことが
もっともベターな策なのです
（証券として持つのは微妙ですが…）

インフレというのは
物価が上がる現象という
印象が強いのですがコレって
通貨価値が下がった
とも言い変えれる現象なのです

それは今まで買えたモノに
同じ金額を支払っても物価が上がり
買うことができなくなるため

約40年前の石油危機では
石油供給不足で物資の運搬が
滞って物不足に陥る…という
心境がインフレを起こしました

表面上ではトイレットペーパーの
値段が上がってはいるのですが
お金の価値が下がったことにより
今までの価格で変えなくなった
･･･ってことでもあるのです

基本的にインフレの原因は

需要上昇と

生産コスト上昇

で起こり、ハイパーインフレは
この２つの連鎖が重なることで
起きてしまう現象です

モノでありながら
資産である金（ゴールド）も
インフレによって価値が
上がっていく傾向にあります

そして、その価値が上がったときに
金を現金に変えることによって
当時の通貨価値にあった値段の
資産として換金できるわけです

インフレで通貨価値が
ごちゃごちゃになる前に
金（ゴールド）を持つことは
将来を守る行動に繋がります

今回のベネズエラの政策は
ナイスといったところなのです
（実施時期が遅い、証券は微妙ですが…）

経済評論家によっては
国債が膨らみまくっている日本も
いつ通貨価値が下がってしまい
インフレが起こるか分からない
･･･なんて発言している方もいます

インフレなんて100%起きない
と言い切れるならまだしも
そうでないなら資産の一部に
金を持っておくのをオススメします

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(9/10)の貴金属価格】
　ゴールド：4,658円/g（-13）
　プラチナ：3,120円/g（-9）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

無料見積もり

ナカオカのLINE＠登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓

メルマガ登録フォーム

登録は以下の画像をクリック↓↓