2218 Gold
9月がもう終わってしまい
2022年も残るところ3ヵ月。
台風14号通過後に少しだけ
寒さを感じはしたものの
なかなか残暑厳しい1ヵ月。
10月になるとここ数年
台風が増える傾向にあるので
過ごしやすい秋も過去の話。
一昨年だったか、台風や
ゲリラ豪雨が多くて快適な
秋を過ごすことができなかったので
今年はどうなるか気になるところ。
昨年一昨年とコロナで
なかなか外に出ることが
楽しめなかったので今年こそは
色々と行楽できればいいのですが。
さて、ということで
早くも終わった9月ですが
これといった政策を行ってない
日本ではあったので大きな動きはなく。
伊勢湾台風並みと言われた
台風14号であったり、アメリカ
FOMCが話題となったように
感じた1ヵ月ではありましたね。
台風14号は事前の
交通インフラ対策のせいか
そこまで大きな被害もなく。
逆にその後に発生した
台風15号の方が被害は
大きかった気もします。
そして、月末のFOMCでは
インフレに徹底的に対策する
方針が覆ることもなく。
今後の動向も市場予測通り、
年内は利上げする方針が提示され
それに触発されてか日本政府は
24年ぶりに円買いの為替介入を実施。
と月末に掛けて何かと
ドタバタしてしまった9月。
その1か月の金相場と
プラチナ相場の振り返りを
今回もお届けいたします。
為替よりドル建て相場…
9月の金・プラチナ相場は
ほぼドル円為替の変動がなく
ドル建てに引っ張られる形で
円建て相場は推移しました。
だいたい、143円/ドル～
144円/ドルを推移した形となり
大きな変動はなく…。
月末には日本政府が24年ぶりに
円建て為替介入を実施したことで
一時的な暴落はあれど、土日祝日の
連休中であったので現物の金相場は
為替の影響がほぼありませんでした。
ロシア・ウクライナ関連だと
以下のようなことがありました。
・ヨーロッパ向けガスパイプライン再開の示唆
・プーチン大統領による国内部分動員令
・ロシアとウクライナ東南部4州の強行併合
月初にガスパイプラインの再開を
示唆する発言がされたかと思いきや
ウクライナとの戦争がまだまだ
続きそうな国内政策まで実施。
しまいにはウクライナの一部の州を
ロシアに併合してしまう強行っぷりで
終結には程遠い状態が続いてます。
そして、何と言っても
9月はFOMCが開催されて
政策金利に注目が集まりました。
が、インフレ対策の姿勢は
断固として譲る気はなく、
今回も前回に引き続いて
攻めの利上げを実施。
利上げが起こると金相場は
落ち込むというのが今までの筋だが
度重なる強気の利上げによって
景気後退感も感じるほどになり
大きな落ち込みはほぼなし。
金利が上がるということは
消費者は貯金・貯蓄傾向となり
企業は売上が下がるだけでなく
借入もしにくくなります。
そのため、金利利上げは
ある程度の景気回復が見えると
利下げすることによって
バランスを整えます。
しかし、アメリカはインフレ対策で
ここ数ヶ月は利上げしっぱなしで
それを緩めるつもりがない意向を
一貫して伝えてきたので今後も
利上げは上がり続けそうです。
為替の変動が少なかったので
金もプラチナもほぼ同じような
動きで推移しました。
少し違うとすれば中旬に
アメリカのバイデン大統領は
新型コロナウイルスに関する
終息宣言を行いました。
これによって景気回復、
自動車等の工業製品需要が高まると
見込まれて買いに動きました。
その後に行われたFOMCの
くだりに関しては金（ゴールド）と
ほぼ同様の動きとなりました。
月末には巷で噂となった
イングランド銀行ショックが起き
金もプラチナも上に引っ張られる形で
動き9月は締めとなりました。
イングランド銀行ショックは
また別の記事で詳しく書いて
お伝えしようと思います。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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