2248 Gold
残すところ2022年も
あとわずか2ヵ月となりました。
10月は金相場にとって
瞬間的な動きはあったものの
大きな変動はほぼありませんでした。
で、その瞬間的な動きを出した
原因となってしまったのが
イギリスのトラスショック。
その影響は金市場だけでなく、
通貨や株式など世界の金融市場を
ザワつかせたインパクトの強い…
そんな1ヵ月となりました。
就任して1ヵ月弱でイギリス首相が
交代するという事態に発展したので
それほどの問題だったということ。
かたやその一方、中国の
習近平国家主席が異例となる
三期目に突入することなりました。
国によって情勢や内情は違えど
国のトップがこのような形で
違いが出るものかと感じた次第。
あまり景気のよろしくない
イギリスのこれからも気には
なるところではあります。
ただ、それ以上に今後
敏感にならないといけないのが
台湾有事を引き起こす可能性のある
中国 習近平国家主席の続投。
近い将来か遠い将来か
いつ起こるかはさておき
台湾有事が無くなる可能性は
ほぼゼロに等しくなりました。
そして、円ドルの為替では
約32年来の1ドル150円をマーク、
日米の金融政策の温度差で
いよいよここまできました。
何十年ぶりの為替で
150円をマークした際には
ニュース速報も流れました。
日本は先々月に引き続き
円建て為替介入を行ったことで
一時的に円高に振れるものの
前回と同様で長期的な効果なし。
これからも円安が続くのか
円安はひとまず落ち着いたのか
ネット上ではこの両方の意見が
飛び交っている状況です。
ということで10月の
円建て金相場・プラチナ相場を
振り返ってみたいと思います。
プラチナが動いた10月!
10月の金相場はほぼ横ばいで
目立った動きのない1ヵ月。
1ドル150円となる円安で
円建ては高まると思ってましたが
それも一瞬のことで終わり。
建て為替介入が再度実施され、
円高に切り替わったのですが
前回のように一時的な治療薬となるのか
これ以上は円安にならないのか…。
そんなドル円為替でしたが
円建ての金相場にはそこまでの
影響を及ぼすことはありませんでした。
というのも通常であれば
世界的な不安定があれば金が買いですが
イギリスでの件があってからは
その役目がドルになっているため。
ヨーロッパの経済不安で
他の通貨に目が行くワケですが
それがドルに向いているということ。
金に投資せず、ドルに投資する
そういった動きになっているので
ドル建ての金相場は微々たる動き。
そのため、ドル円為替の影響も少なく
円建ての金相場はほぼ横ばいという
1ヵ月となりました。
昨日からアメリカでは
FOMCが開催されていますが
10月はFOMC前ということで
様子見となった月にも感じました。
注目はやはり政策金利でして、
これが今回どれだけ利上げするかで
市場の見方も変わってきそうです。
インフレ対策とはいえ
利上げ過ぎるとそれは劇薬なワケで
そのペースを緩めるかどうかが
注目されているところ。
ただ、プラチナは上昇傾向で
グラフを見るとご覧の通り
今年初めての5,000円/g台。
この大台に乗っかったのは
振り返ってみると2013年以来。
ここ数年の取引はもっぱら
金(ゴールド)ばかりでしたが
プラチナを売りに来るお客様も
目立った1ヵ月でしたね。
プラチナは脱炭素化に向けた
水素社会実現のためには
必要不可欠な資源です。
特に今年は先進国を中心に
水素プロジェクトが進んできており
代替可能な資源が無い限りは
プラチナにとって有利な状況。
まだ先の話ではありますが
燃料電池車両普及の将来に繋がる
そんな明るい展望が見えた、そんな
円建てのプラチナ相場でした。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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