2601 Gold
先日、某新聞社より
ゴールドに関して電話での
取材依頼をいただきました。
ブログをご覧の方は
ご存じの通り高値であり
イスラエルに関する有事。
特にここ最近の最高値は
1万円台と、桁も上がっており
ゴールドのネタはいくらでも
揃っていますからね。
で、色んなネタを
仕込んではいたのですけども
聞かれたのは店頭での売れ行き、
買い取りに関すること。
今思い起こせば当店は
あくまでも小売店ではあるので
求められるのが店頭状況に
留まるのも致し方ないこと。
情勢ネタに関しては
私より記者さんの方が
詳しいのでしょうか、
そこはあまり触れられず(笑)
お客様の動向であったり
どんな方が来店されるのか。
昨年に比べた取引量や
どんな商品が売れ行き良くて
買取商品は何が多いのか?
そういったお客様や
商品に関することが取材の
メインではありましたね。
最近は目立ったニュースが
多いのでゴールドありきな記事は
報道側からするとそこまで大きく
載せたくないのかもしれません。
ゴールドに関する記事が
取り上げられるのはだいたい
その裏で悪いニュースがあるとき。
昨年はロシア・ウクライナの
衝突が起きた後に取材があって、
一昨年はコロナ禍の最中に
メディアから取材を受けたので。
ちなみに今回は電話取材なので
恐らく新聞に掲載されるといえど
文字だけの登場です。
もうちょっと新聞以外の
取材もあるかな…と思いましたが
金価格の盛り上がりに反して
意外と少なかったですね。
ということで今回のブログは
9月のゴールド・プラチナの
相場動向の振り返り記事です。
月平均価格がどんどん
上がってきているゴールドに対し
プラチナはどう動いたのか?
嵐の前の静けさか…
9月は月末に掛けて
ドル円為替が円安傾向となるも
ゴールド・プラチナ共に
円建て相場は下がった。
ということはドル建てが
下がっていったのが要因ですが
これは8月からアメリカ経済指標が
これまでに比べて良好なため。
予想値よりも実測が良く
ドル建て相場の上値が徐々に
下がっていったため、ドル建てに
引っ張られたということ。
9月中旬にはFOMCが
開催されましたがパウエル議長は
これまでと同様のスタンスを崩さず。
経済指標、つまで実績データを
見ながら今後の運用を考えるとし
今後の政策金利も据え置き状態
…というのが市場の読み。
この数か月は特に他に
大きな出来事がなければ
経済指標動向ということ。
そして、その経済指標も
特段悪い数値ではないので
ゴールドとしてはあまり
面白みのない状況ってことで
ジワジワと下がりつつあります。
8月末に1万円台/gとなった
円建て金相場も月末には
4桁に戻る動きとなりました。
そして、経済指標好調で
長期金利が十数年ぶりの
好条件となったことが
ドル建てを押し上げた結果に…。
ゴールドにとって金利は
ライバル的存在。
政策(短期)金利が高い上、
長期金利も上がったことも重なり
ゴールドは売られ、そちらへ
資金が流れることに繋がりました。
そして、プラチナに関しても
ゴールドと同様で9月を通して
円建て相場は下がる動き。
先ほど伝えたアメリカ金利に
つられてドル建てが下がりましたが
こちらはヨーロッパの経済指標の
影響を受けたカタチ。
ゴールドは金利のライバルだが
工業製品扱いであるプラチナは
そうとはいえる存在にあらず。
ヨーロッパ地方での需要が
関係するプラチナはアメリカだけでなく
ヨーロッパの経済指標であったり、
ECB(欧州中央銀行)の金融政策も
重要な判断材料となってきます。
ここ最近、貴金属に目を
向けていただいたお客様に
10年ほど前までゴールドより
プラチナの方が高かったんだよ・・・
といっても信用してもらえません(笑)
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(10/21)の貴金属価格】
ゴールド:10,545円/g(+36)
プラチナ:4,848円/g(+38)
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