2024年2月度の金・プラチナ価格総括

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2756 Gold

 

今年の2月で2年となる
ロシア・ウクライナの戦争。

2022年2月24日にロシアが
ウクライナへ侵攻したのを機に
衝突したのですが、それから
早くも2年が経過しました。

当初長くて1年では…
とも言われていたのですが
なんだかんだで2年経過し
どう収束するのか現時点でも
よく分からない状況。

 

そんな中で先日ロシアでは
大統領選が行われたのですが
プーチン大統領の圧勝。

得票率87%ということで
ロシアの大統領選では過去最高の
数値だそうですが、まぁそれも
信用していいのかといったところ。

選挙の出馬に関しては
反対派を事前に排除しており
他の候補者はいずれも賛同者。

 

数字を操作しているのか
投票者をごにょごにょしてるのか
そういったことをする以前に
勝ちが見えているような選挙。

各国メディアもその結果に
公平ではないという声も出てます。

 

今回の当選によって、
今期で5期目に入るのですが
新たな任期は2030年までの6年。

長期政権は不可避であり
ウクライナとの衝突もまだまだ
時間が掛かりそうではあります。

 

大統領選のあった1か月前の
2月16日にはロシアの野党指導者
アレクセイ・ナワリヌイ氏が死亡。

禁錮19年の実刑判決を受けて
北極圏の刑務所に収監されてましたが
大統領選を迎える前に亡くなる始末。

これほどタイミングが良いと
ロシアの策略に見えなくもないですね。

 

そんな2月はイスラエルによる
ガザ地区への攻撃が更に激化。

3月には子供の死者だけで
1万3千人を超えたという報道もあり
各国止めに入っているものの
イスラエルは一向に手を緩めず。

徹底的に叩きのめす方針だが
その反論を更に買うことにならないか
不安なところではありますね。

 

 

2月は静観タイミング

そんな2月ですけども
ドル建てと円建てが拮抗し
大きな変動のなかった月。

暴落や高騰はなかったが
ジワジワと上がっていった。

 

月初に発表されたアメリカの
雇用統計では好結果となったものの
中旬に発表されたCPI(消費者物価指数)は
予想から上振れしたことでインフレの
沈静化は時期尚早と判断。

1月末のFOMCで3月の利下げは
まだ開始すべきでないとの判断が
更に明確化されたものとなった。

2月は中国での旧正月があり
金需要の落ち着きがあったのも
相まってドル建ては2,000ドル/ozを
切ったり超えたりのシーソーゲーム。

 

そんな状況ではありましたが
2月初旬に日銀の副総裁が
緩和政策継続を示唆。
(3月に解除されましたが…)

中旬以降はドル150円台と
円安気味を維持したことで
ドル建てに引っ張られる形で
2月は終わりました。

月間最高値と最安値の差も
200円/g弱ということで
大人しく終わりました。

 

アメリカの金利の動きがなく
経済指標もイマイチということで
不透明感があることもあって
プラチナも変動が薄い月。

高金利維持という状態、
CPIも良くなったり悪くなったり
工業需要が高いプラチナ。

何か需給を左右させる
要因でも起こらない限り
ゴールドのような爆発的な
上昇は見込めない状況。

 

ドル建て相場は900ドル/oz、
円建て相場は5,000円/gのせめぎ合い。

そんな状況がここのところ
ずっと続いております。

ゴールドとプラチナの差が
拡がりつつあるので最近は本当に
店頭でのプラチナの動きも
悪くなっている気はします。

 

ドル建て相場でみると
プラチナは買い時なのですが
ずっと同じ状況が続いてるので
なかなかパッとはしません。

もう少し動いてくれると
面白くなるんですけどね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(3/24)の貴金属価格】
 ゴールド:11,654円/g(+0)
 プラチナ:4,893円/g(+0)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

<ノイズを消し去るピンキーリング>

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