2024年5月度の金・プラチナ価格総括

投稿日:

2842 Gold

 

先週開催された
アメリカのFOMC。

毎度のことながら今回も
政策金利に対する動向が注目。

ただ、今回のFOMCは
日程の都合上、前月分の
CPI(消費者物価指数)発表と重なり
いい意味で注目されました。

 

以前のFOMCでは年内の
利下げを3回としていたのが
今回は何回に引き下がるか?

そこが注目されていたのが
今回のFOMCだったのですが
結果としては1回にとどまる
という示唆の発言でした。

経済指標を見ながら
今後の利下げ動向を検討する!
この方向性を続けてきた
FOMCだが結果としては当初の
利下げ回数を下げたワケです。

 

そんな慌ただしい日でしたが
FOMCで何か動きがあると
敏感に反応するのが市場。

特に金利ということで
為替に影響しやすいのですが
数時間で大きく落ちる場面も。

 

CPIが発表された際は
鈍化傾向にあったがために
ドル売りへ動いたので
1ドル155円台に下落。

しかし数時間後には
156円台に戻っていき
チャートを見るとストンと
大きく落ちた壺型。

ドルがそれだけの影響を
受けたことによって色んな
商品にも影響が及びました。

 

円建て金相場も先物では
為替に引きつられて瞬間的に
値段が落ちるものの徐々に回復。

プラチナも同様の動きでして
それも夜中の出来事だったので
現物価格にはそこまで影響せず。

価格が落ちて戻った後に
日本の朝となったこともあり、
その時間に公表される現物価格は
その動きが及ばなかったのでした。

 

 

5月の相場はどちらも上昇傾向

5月初旬に発表された
アメリカの経済指標は軒並み
あまりよろしくない数値。

市場を下回る数値となり
ドル建て金相場が上がったことで
円建ても引っ張られて上昇。

円安への進行も後押しし
13,000円/台へと上がった。

 

それから5月下旬に
差し掛かるタイミングにおいて
イラン大統領の死亡報道で
中東リスクが高まったことで
瞬間的に金価格が上昇。

すぐに落ち着いて反転したが、
それ以降は米株価上昇であったり、
経済指標の落ち着きによって
金相場は落ち着きを見せました。

とはいえ5月は平均価格が
13,000円/g台ということで
底値が落ちることのない
1か月となりました。

 

プラチナに関しても
ゴールドと同様にアメリカの指標に
吊られてドル建て相場が上昇。

これまでのプラチナは
900ドル/oz~1,000ドル/ozの
ドル建てレンジ内で動いてたが
5月は1,000ドル/oz台を維持。

それによって円建て相場も
今となっては5,000円/g台を
下回ることなく安定してます。

 

一時的に6,000円/gを超え
これだけの価格になるのも
かなり久しぶりではありました。

以前はドル建てで
900ドル/ozを下回れば買い
でしたが、それが実現する
可能性もかなり低くなりました。

今となっては買いのラインが
徐々に上がってきている感じです。

 

相変わらずプラチナは
ゴールドより遅れを取ってますが
相場的に買いやすいこともあって
手を出す方も増えています。

なんせゴールドの半分以下の
相場ですからね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(6/18)の貴金属価格】
 ゴールド:13,007円/g(+0)
 プラチナ:5,536円/g(+89)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

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