ゴールドはメンテナンス性に優れた資産

1888 Gold

何十年か前に弊社で
真珠のネックレスを購入した
お客様がご来店されました。

なぜ真珠のネックレスを
お持ちになったのかというと
スゴイ状態になったため。

スゴイ状態というのは
表面がボロボロになって
酸っぱい異臭を放つほど。

購入した後に何度か使い
それ以降、10年ほどケースに
入れて放置してたようです。

久しぶりに真珠のネックレスを
使う機会があったようで
久しぶりに出してみると
悲惨な状況になってたようで
お持ちになったのでした。

ちなみに真珠のジュエリーが
こういう状態になる原因は
限定されてましてメンテ不足。

酸っぱい異臭がするってことは
使ったあとに布で拭くことなく
放置していたのが原因です。

というのも真珠の表面を覆う
てりの主成分は炭酸カルシウム

熱や水分、酸に弱いので
とてもデリケートなワケです。

特に人間の汗というのは
酸性であるため、身に着けて
汗が付いたまま長年放置すると
光沢がなくなり変色します。

そして、更にひどい状態だと
真珠の表面がボロボロになって
化学反応を起こした際の臭いとして
酸っぱい異臭が出るのです。

なかなかここまでの状態は
目にしたことがないので
写真を撮っておきました。

ブログには画像を貼ってますが
本当にボロボロで真珠の面影もないほど
悲惨な状況となってました。

ではこれが元の光沢輝く
綺麗な状態になるのかというと
真珠の品質にもよるのですが
綺麗にすることができます！

真珠は周りに真珠層が
何層もコーティングされて
生まれた宝石です。

なので真珠の表面がもしも
ボロボロになったとしても
綺麗に磨くことによって
元の輝きを取り戻せます。

ジュエリーではよくありますが
今回の真珠のように磨くことで
元の輝きを戻すことができます。

金（ゴールド）やプラチナも
表面を磨くことでツヤが出るので
まさに本来の資源の輝きとなります。

金やプラチナの場合は
メンテナンスが不要な資源であり
なおかつ永遠に輝き続けます。

というのも錆びることなく
変色もしない変質しにくい
性質を持っているため。

しかも柔らかい金属であり
表面に汚れが付いたりしても
拭き取ったり研磨することで
元の姿に戻すことが容易です。

たとえば金と真珠を
ずっと保管したとしても
先に朽ちるのは真珠。

同じ条件下で保管していたら
金より真珠の方が分が悪く
永遠の美を維持できません。

現物資産として金が
重宝されているのはまさに
この性質に背景があります。

光り輝き続けることができ
朽ち果てないという特徴により
これまで何千年と渡って
使われてきた金（ゴールド）。

金は長期保有向きの
現物資産として君臨してますが
モノとしての特徴があるため
でもあるワケです。

…ちなみにプラスチックなど
偽物の真珠は写真ほど
ボロボロになることはないけど
磨いたところで無駄な話。

偽物は表面にコーティングが
施されているのでそれが取れても
再度コーティングしない限り
ピカピカにはなりません。

まぁ、だからこそ買い替えが
容易にできるほど安価なんですけどね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.

【本日(11/6)の貴金属価格】
　ゴールド：7,338円/g（+85）
　プラチナ：4,237円/g（+9）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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