2303 Gold
中国が兼ねてから建設していた
宇宙ステーション「天宮」。
10月末にその天宮の
最後のモジュールである夢天が
打ち上げられました。
習近平総書記の宇宙強国思想に
一歩近づいたワケでして、これで
宇宙ステーションを保有する
第三の国となってしまいました。
ちなみに第三の国ということで
第一は1971年に打ち上げた旧ソ連、
第二は1973年のアメリカ。
1962年に始まった宇宙開発競争、
元々は旧ソ連とアメリカの2極だったけど
そこに中国が割って入った形です。
宇宙なので地球上での国境のように
国の境がないので、ある意味で
打ち上げたもの勝ちな状況。
いち早く宇宙で覇権を手にした国が
今後の規則の大元を決めれる
…なんて言われていますので、
どの国も宇宙事業に力を入れてます。
1962年に始まったとあり、
当時はアメリカと旧ソ連の
冷戦真っ只中状況。
その時代から宇宙事業に
注力した旧ソ連も敗戦の影響で
宇宙事業に掛けていた人材や技術が
他国へ流出したと言われてます。
中国の経済的な勢いもあれど、
ひょっとしたらそういう背景も
宇宙進出に繋がったのかもしれませんね。
ちなみに中国は月面に基地を設置し、
将来的には月に眠っているエネルギーを
地球に供給し賄う…なんて構想もあります。
ロシアも昨年、ゼウスという
プロジェクトが発表されて、月や
太陽系惑星を捜索する構想が
プーチン大統領の口から話されました。
月には水があることが確認されており、
水は水素と酸素に分解できるので、
月面で過ごすにおいて重要です。
そして、アルミニウムにチタン等の
金属やマグネシウムやカルシウムの元素も
豊富に眠っていると言われてます。
月は地球の衛星なだけあって、
地球に近いエネルギーが多いので、
月を制覇することが宇宙を制する
…と、この10年で急ピッチで動く各国。
まだ、目先の出来事ではないけど
10年後には人類が宇宙という空間で
どこまで進出できるか気になるところ。
アメリカ、ロシア、中国の三国が
衝突するのはあくまで技術面だけに
留まって欲しいところではありますが。
実はもたくさん眠っている
と、宇宙は我々のような
いち消費者、いち中小企業では
手が出せない領域です。
国家単位でないと現状では
あまりできることはありません。
地球外には様々な惑星があり、
その星ひとつひとつにエネルギーが
眠っているのでそれを開拓しようと
躍起になっている３つの国。
地球上の資源もいつかは
枯渇してしまうこともあるので
早くそのエネルギー源を見つければ
かなり優位な立ち位置になれます。
そのエネルギーのひとつには
ゴールド等の貴金属も該当します。
なぜならば貴金属はそのうち
地球上で産出できなくなることもあり
かつ工業用や嗜好品、資産として
世界での需要が高い資源であるため。
地球でも金鉱山以外に
理論上では海水や海底など
ゴールドを採れる場所は
まだまだあるといわれてます。
ただし、海底というのは
宇宙よりも過酷な環境といわれ
有人潜水艦でも6,000m台にしか
到達したことのない世界。
深海でも最も深い場所となると
10,000m台であり、そこには
無人潜水艦でしか行くことは叶わず
それならば宇宙に目を向けた方が
まだやりやすいということ。
ゴールドやプラチナといった
貴金属はもともと宇宙で発生した
中性子星の衝突エネルギーによって
誕生した資源ではあります。
それを思うと宇宙で他の惑星を
開拓した方が貴重資源も
産出しやすいかもしれませんね。
他の惑星で地球のように
生物が過ごしやすい場所は
ないのでしょうが、もしも今後
宇宙への開拓がどんどん進むと
新たな資源元も見つかるかもしれません。
私が生きている間に
そのような他の惑星への開拓が
どこまでできるか分かりません。
ただ、新たな発見がひとつやふたつは
この目で見てみたい気はしますね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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