海外で金を買うなら刻印情報の知識は必須です

2845 Gold

海外の免税店で購入したという
インゴットを先日お客様から
見せてもらいました。
（掲載の許可済み）

ではそのインゴットを
どの国で買ったかというと
中東アラブ首長国連邦の
都市ドバイ。

広島のバスケットボールチーム
ドラゴンフライズが先日
ドバイで試合したのですが
その観戦に行かれたお客様。

ゴールドスークへも
見に行かれたようですが
そちらはインゴットはなく
ジュエリーばかり。

資産用としてゴールドが
欲しいとのことで探したら
空港の免税店にあったとのことで
そちらで購入されたようです。

ドバイの通貨は
ディルハム。

1ディルハム約42円で
円換算ではだいたい日本で
買うのと変わらなかったようです。

ただ、現金ではなく
クレジットカードで購入できたようで
今回は100g弱のインゴットでしたが
お店にはもっと大きなサイズも
あったようです。

免税店の店員さんには
結構大きめのサイズを
勧められたようでしたが
もちろんそうなると金額も
太くなってくるもの。

日本で100gのインゴットを
定期的に購入されており
同じぐらいのサイズのものを
購入されたのでした。

で、そのインゴットを
見せてもらったのですが
スイスのPAMP社製。

当店でも過去に何度か
同社のインゴットを
見たことはあります。

ドバイと言っても
免税店に並ぶインゴットは
ほとんどがスイス地金商の
ブランドばかりだったようです。

ドバイはまだ私が一度も
訪れたことのない国。

ゴールドに関する
知識がある人が訪れたら
きっと楽しい国なんだろうな
…なんて思いつつ。

お金を貯めて真っ先に
行きたい国ではありますね。

確認すべき刻印情報

今回そのインゴットを
見せてもらいました。

”免税店のスタッフはこの
インゴットがかなり得だから…
と勧めてきたけど本当なの？”
ということでした。

ってことで早速その
PAMP社製のインゴットを
チェックしてみました。

まずはブランドのロゴ、
これはPAMP社の商標登録された
独特なデザインのロゴで
特に問題なし。

重量は10TOLASとあり
37.75ozのことを示しますが
116.6gあったので刻印通りの
間違いない重量でした。

これも店員さんから
言われた通りの情報であり
重量に関しても問題なし。

ただ、最後の純度に関しては
買われた方もあまりそこまで
気にしては無かったようですが
インゴットにしては低い純度。

純金であることは違いないけど
刻印が”999.0”とのことだったので
フォーナインでなくスリーナイン。

0.09%だけではあったのですが
若干純度が低かったのでした。

ということで買取価格を
査定したところ、純度は低くても
購入された金額より若干高め。

1000円弱程度ではありましたが
一応免税店のスタッフの通り
お得な商品ではありました。

スリーナインだったので
フォーナインより買取単価が
下がってはしまうのですが
それを想定した販売価格だったのか
意外な結果とはなりました。

今回免税店で購入されたのは
ディルハムではありましたが
ドルでも購入できたようです。

クレジットで買ったとのことで
150万円ほどの枠は必要ですが
ポイントも付くのである意味
免税店での購入はアリですね。

貴金属の価値が分かると
海外でも有利不利を把握できるので
面白い世界ではあります。

もしも海外でこういう
貴金属品を見たという方は
LINEから写真を送っていただければ
すぐにチェックしますからね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you.

【本日(6/21)の貴金属価格】
　ゴールド：13,330円/g（+257）
　プラチナ：5,613円/g（+36）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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