小傷がついている中古ROLEXの思わぬ価値

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3232 Gold

 

先月開催した舶来ブランド
時計のプレオウンドを集めた
Luxury Watch Fair。

ほとんどはROLEXでしたが
今では扱われてないモデルもあり
ROLEX好きな方にはなかなか
好評なイベントでした。

そのあともいくつか時計を
店頭に並べていたのですが
中でも注目度の高いとある
モデルがありました。

 

それはROLEXのデイトナで
18金ホワイトゴールド製のもの。

漆黒の文字盤にアラビア数字、
赤色の針が施されていた
レアモデルだったのですが
結構な注目を集めました。

このモデルは2000年から
2016年まで製造されたデイトナの
最高峰 モデルのひとつ。

 

今回店頭にあったモデルは
2005年発売モデルでしたが
40mmケースで重量は約200gと
かなりズッシリしたモデル。

特にブラック文字盤に関しては
比較的後期の仕様であって、
色と素材が織りなす重量感は
ステンレスのモデルとは一線を
画す高級感があります。

 

ただ、今回来たこの時計は
中古品であったため、 ケースや
ブレスレットには細かな擦り傷が
ところどころ入ってました。

特にホワイトゴールドは
ステンレスより軟らかいため、
日常的に使用していたとなれば
傷を回避することはできません。

ということで成約いただければ
研磨して、新品仕上げするように
準備はしておりました。

 

しかし、とあるお客様の口から
このような話をいただきました。

”新品仕上げはしなくていいです。
むしろ、こういった傷があるからこそ
価値を感じるんですよね”
といった内容でした。

 

その理由をお聞きしたところ
”今まで使われてきた証でもあるから
敢えて傷を直す必要ってないと思うんです。
前のオーナーがこの時計と共に過ごした
大切な時間の証拠でもありますからね。”と。

確かにこういった時計の傷は、
これまで時計が愛用されてきた
証拠でもあります。

その方はROLEXが大好きで
既に何本かお持ちの方でした。

 

普通は新品のような綺麗な状態で
手に入れる人が多いかもしれませんが
ROLEX愛好家ならではの重みある言葉。

今後、新品で手に入ることが
二度とないからこそ、そういった
価値観を持ってるのかなぁ…と。

そんな、思い入れのある話を
久しぶりに聞いた、そんな
接客ではありましたね。

 

 

傷があっても大丈夫?

傷があってもいいのか?
いえ、傷があるからこそ
その希少性と歴史が際立つ
そういったケースもある。

本当にマニアが求めるのは
完璧さではなく、時を共に
歩んだ証なのかなぁ…なんて
感じた今回のROLEX。

 

時計の世界では傷があることで
価値を高めることもありますが、
金貨の世界では逆の現象。

地金型金貨にしろ、
収集型にしろ通貨型にしろ
基本的には傷があることで
プラスにはなりません。

お店によっては傷の有無に
関わらず純度と重量で計算され
加味されないこともありますが
やはり傷はあっていいものでは
ないんですよね。

 

ちなみに当店は地金型金貨として
ウィーン金貨ハーモニーと
メイプルリーフ金貨を販売しており
数年前まではプレミウム付きの
商品として扱っていました。

現在はプラチナの地金型コインのみに
限定されてはいるので、先ほどの金貨は
多少の傷があったとしても重量に
影響するほどでなければ買取価格には
反映されないでしょう。

とはいえやはり目に見えるような
傷が金貨にあったとなるとあまり
良いとは思えないとことではあります。

 

時計と金貨、どちらもゴールドを
素材とした資産ではありますが、
傷に対する評価は正反対。

金貨を持つ場合、銘柄や
売却するお店次第では買取価格に
影響するので特に要注意ですね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(7/14)の貴金属価格(9:30価格)】
 ゴールド:17,609円/g(+38)
 プラチナ:7,306円/g(-91)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格
 ※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)

 

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