この刻印に要注意!とある2つの略号。

投稿日:

510 Gold

 

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たまに出てくる昔の写真

初投稿をさかのぼってみると
2012年に登録していたようで
かれこれ6年間使ったみたい

6年前と言えば、当時は
広島でなく愛知県にいました

 

実は私、前職がIT業界で
プログラマーとSEという
聞くだけでオタッキーで
ブラックなお仕事に就いてた頃

 

ただ、IT業界とはいえ仕事内容が
設計やプログラミングなだけで
完成物はというと某T社の自動車

ユーザー視点で自動車の動きを
考慮した仕事が多かったので
楽しくてやりがいはあったんです

 

一昔前まで走れば良い、
なんて感じの自動車でしたが
最近はエクステリアライトにしろ
室内照明も凝った演出が増えました

そういった照明の機能や
キーを押さずに鍵を開けたり、
暗いとこで勝手にライトが付いたり
今は当たり前になってきた機能の
制御プログラムを作ってました

 

…なので、自動車を見たり
関連するニュースや雑誌を見ると
懐かしくなってしまいます

 

 

ただ、自動車の機能なんて
たくさんあるもんですから
略称や横文字もたくさん

業界用語を覚えるだけで
結構毎日パンパンでした

 

そんな略称はどの業界にでも
あるでしょうが当然金の世界も
略称が使われております

そして、実際に一般ユーザーが
持っているモノにも
刻印が入っているのです

 

通常、金が使われたジュエリーや
工芸品には必ず
「K24」や「K18」といった
純度が刻印されます

 

…が、たまに純度刻印の後に

GP・GF

というアルファベットも
刻印されることがあり、
もしもあったら要注意

なぜなら、その場合は
価値がないためなのです

 

 

GP:金メッキとは

金メッキと呼ばれるGPは
Gold Plateという言葉の略

金メッキは薄い金によって
膜が張られており金色の
輝きを出すに作られてます

作り方としては
溶かした金に製品をつけ
電流を流すことで皮膜を形成する
…といった仕組みです

 

仏具やお屠蘇など必ずしも
金(ゴールド)である必要が
ないモノによくある刻印です

 

 

GF:金張りとは

金張りと呼ばれるGFは
Gold Filledという言葉の略

金張りも見た目は金メッキと
ほぼ同様で金の輝きを放ちます

 

しかし、作り方は
GP(金メッキ)と若干違います

電気的接着の金メッキと異なり
GF(金張り)というは単純に
薄い金箔を直接製品に貼って
作られたモノで物理的な仕組み

見た目は一緒でも
作られた経緯は異なります

 

…ただ、どちらも当然
使われている金が少量のため
買い取りできるほどの価値を
秘めていないのです

 

 

使い道によっては金も価値はない

今回ご紹介した金メッキと
金張りには共に金が使われてます

しかし、使う量が極々微量のため
傷や衝撃で表面がすぐ剥げやすく
中身が見えてしまうことも…

そして、中身の素材によっては
錆びることもあります

 

購入しても一生錆びることなく
変色することがない金とは

全くの別物

 

 

というわけで純度を示す
「K18」などの後に今回のような
刻印があればメッキの証です

メッキと知って購入するのと
知らずに購入するのでは
後の結果が全く異なります

素材が金(ゴールド)を
目的にするのであれば、
メッキ刻印には要注意です

 

今回はメジャーなGPとGFの
刻印をお伝えしましたが、
別の刻印が入ることも考えられます

見慣れない刻印があれば
いつでもご相談ください

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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