目利きが難しい金だからこそ重要なのは設備

1174 Gold

先週、第2回目となる
ダイヤモンドキャディー会議が
開催されました。

【ダイヤモンドキャディ―】
ゴルフのキャディーのようにダイヤモンド選びに迷う人々にとって大切な情報源となるべく、最後まで一緒に行動するサポーターとして、専門的な知識と正確な提案力を持つダイヤモンドの専門家。
※詳しくはHP参照（https://r.goope.jp/diamond）

こだわりのダイヤモンドを扱う
小売店と業界を知り尽くした
専門誌編集長と卸屋さんが
広島に集まったのです。

今回やった主な実習は
ダイヤモンドの目利き。

鑑定結果が隠された
ダイヤモンドを自分の目で見て
カラーを見分けるというモノ。

渡されたダイヤモンドが
DランクかFランクか
というのを見分ける実習。

普段からお店においてある
ダイヤモンドを眺めていたり
観察していないと比較することが
難しい問題でもあったのです。

ダイヤモンドは正確な鑑定は
人の目ではほぼ不可能。

ですが比較することで
ある程度の鑑定が可能です。

今回の実習問題も一応
正解ではありましたが、
普段からダイヤモンドを見て
その特徴を頭に叩き残したり
ノートに残そうと思った次第です。

金は見た目で分からない

地球から出てきた原石を
計算しつくされたカットにより
生まれ変わるダイヤモンド。

そんなダイヤモンドと同様、
加工されて様々な形となって
流通している金（ゴールド）。

そんなふたつは
人の目での鑑別が難しい人工物、
メッキでの本物のような見た目など
そっくりに作れる点があります。

しかし、ダイヤモンドは
理論的に人工的に作れても
金（ゴールド）に関しては
それが不可能な資源。

金は偽物を作ろうとも
メッキ加工などによって
表面の見た目をそっくりに
変えることしかできないのです。

そんなダイヤモンドを
鑑別できるスペシャリストは
冒頭でお伝えしたように
比較することで判断します。

しかし、金に限っては
その手法では難しいのが事実。

なぜなら、金には
ダイヤモンド以上に判断基準が
細かい純度という要素があるため。

そして、表面の見た目を隠す
メッキという処理が可能なため。

↑メッキ品ですが刻印見ないと分かりません…

つまり、金に関しては
鑑定できる機械を使わないと
正確に鑑定できないのです。

ほとんどの金製品には
純度が刻印されており、
それを目視することで
判断するケースがほとんど。

しかし、そのケースを
逆手に使うことで犯罪として
悪用することもできます。

純度別の買取価格を
見るとご覧の通りですが、
金ってのは純度で
価格が大きく変わります。

だからこそ純度は正確に
計測する必要があります。

ダイヤモンドのように
比較することで鑑定鑑別を
できれば良いけども、
それが叶わない金。

正確な純度を計測できる
ってのが金を扱う業者には
重要なポイントなのです。

それが買取であっても
販売という立場であっても
両方に言えること。

金製品を扱うお店なら
必須品ですよ。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(11/20)の貴金属価格】
　ゴールド：5,692円/g（-6）
　プラチナ：3,589円/g（+51）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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