各国が金を保有する理由はとある組織の指示？！

1361 Gold

新型コロナウイルスへの
不十分な対策、中国寄りな
動向で渦中の人となった
WHOの事務局長。

アフリカ人として初めて
WHO事務局長に就任した
テドロス･アダノム氏。

WHO（世界保健機関）は
「人類の健康」を目的に
設立された国際連合の機関。

そんなWHOのトップとして
この数か月新型ウイルス対策の
中心に立ってきたテドロス氏。

しかし、今回のウイルス騒動で
トランプ大統領や台湾と
バチバチ火花が散っています。

WHO最大の拠出金負担国の
アメリカは資金拠出の停止を
検討していることもあり、
もし実行されたらテドロス氏の
進退も危ういところです。

良い業績を残してはいるけど
どうしても悪い情報の方が
目立ってしまいます。

ましてや今回は世界を
賑わした新型コロナであり
感染の大元でもある中国と
関わりがあるワケですから…。

まぁ、WHOは一応
国際連合の組織の一部だし
特定の国を贔屓するなんてことは
あってはいけませんよね。

IMFは各国に金を持たせる

と、そんな国際連合に
IMF（国際通貨基金）という
組織があるのをあなたは
ご存じでしょうか？

国際金融ならびに、
為替相場の安定化を
目的とした専門機関。

そんな、IMFですが
組織自身が為替安定化の
事業のひとつとして
金を保有している話を
以前お伝えしました。

ただ、このIMFは自身が
金を持つだけでなく
同じような指示を各国に
義務付けているのです。

そう、つまりは
みんなも金を持とうぜ
といってるようなもの。

IMFの目的は為替相場の
安定化以外に金融協力もあり
経済政策のアドバイスも
行っている機関です。

たとえば、自国通貨の
暴落してしまった場合には
外貨などの自国通貨以外の
資産で賄う必要があります。

そのため、IMFは常に
加盟国の中央銀行に確認し
外貨の状況を把握してます。

しかも、どれだけの
金を保有しているのかIMFへ
申告する必要があります。

そこまで義務付けてまで
なぜ金（ゴールド）を
保有する必要があるのか？

国の信用がなくなったり
財政資源が枯渇すると
通貨の信頼は瞬く間に下がり
価値がなくなってしまします。

しかし、金（ゴールド）は
全世界共通の安全資産。

自国通貨の価値が
無くなってしまっても
金を代替すれば何とか
しのげるワケです。

戦争や世界に影響する
大手企業の倒産などにより
経済が不安定になると
通貨価値は下がります。

そんなときのために
金（ゴールド）をもって
国を守るワケです。

金が世界中で
運用されているのは
そういった背景から。

こういう世界での
使われ方をみてみると
金がなぜ安全なのか？
…というのが伺えますね。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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