亀裂のように薄い線が入ったインゴットの価値

投稿日:

3095 Gold

 

インゴットに亀の甲羅のような
亀裂が若干入ってるのですが
大丈夫でしょうか?
と質問いただきました。

言葉だけでは何とも
判断付かなかったので
お店へお持ちいただくことに。

ちょうど売却予定なので
問題なければそのまま
買い取ってください!
…とのことで来店されました。

 

ということで見せてもらった
そのインゴットですけれども
海外ブランドのもの。

1000gのインゴットでしたが
パッと見る限りそんな目立った
亀裂はないように見えましたが
よ~く見ると確かにありました。

”30年前ぐらいに購入して
そのまま置いていたんです。
久しぶりに見たら亀裂のような
線が入ってて心配になりました。”
ということでした。

 

亀裂っぽくは見えたけど
薄い線が入っている程度であり
中身まで裂けた状態ではなく。

経年劣化によるものと判断し、
純度、重量ともに問題なかったので
お持ちになった日の相場価格で
お買取りいたしました。

 

インゴットは高温に熱した
ゴールドを型に流し込んで
冷やすことで作られます。

その温度差によっては
確かに薄い線が入ってしまう
そんなケースもあります。

まさに今回はそのケースで
品質的には全く問題ない、
そんなインゴットでした。

 

シワがあるインゴットは
よく見かけますがこういった
薄い線が入った物も古い
インゴットならではのもの。

インゴットを購入された時の
伝票も見せていただいたのですが
私が中学生時代の頃の日付でした。

 

 

重量や純度が変わることはない

ゴールドは普遍的な価値がある
現物資産であると言われてます。

この普遍的なという言葉ですが
”どんな場所、いつの時代、
どんな状況でも通用する”
という意味を表します。

世界のどこでも、そして
世界の均衡が保てない時代でも
何千年も前からその価値を保ち
現在まで使われる商品です。

 

そんな、普遍的価値ですが
同じ読み仮名を取って不変的な価値も
あると言われています。

これは自然界において、
ゴールドの状態を変化させる物が
基本的には存在しないため、
こういった言われ方があります。

 

ゴールドは何千年経過しても
錆びることなく輝き続けて、
純度や重量が勝手に変わるといった
質の面での変化が起こりにくい資源。

過去にはゴールドよりも
シルバーの方が重宝されていた
時代もあったのですが、シルバーは
大きな変色もあり、錆びもします。

稀少価値も相まって、現在は
ゴールドとシルバーの価値の幅は
大きく差があるほどとなってます。

 

ということで、そんな
ゴールドを使ったインゴット。

これも普通に保管しておけば
勝手に純度や重量が変わることなく
品質面では問題なく買取できます。

今回お持ちになったインゴットも
製品化された段階における要素で
ヒビのような線は入りましたが
これによって純度は下がらないし、
重量が落ちることもありません。

 

インゴットは人の手によって
製品化された商品であるため、
品質保証の証明でもある刻印が無いと
買取査定が下がってしまうことはあります。

ただ、普通に保管しておいて
そういった事態になることは
まずありません。

多少の傷では問題ない
ってことです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(2/26)の貴金属価格】
 ゴールド:15,449円/g(-256)
 プラチナ:5,186円/g(-19)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

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