1869 Gold
先月末から7,000円/gの
大台を切っていたのですが
今月また突入しました。
この背景にあったのは
9月度のアメリカ雇用統計。
事前予測を大きく外したのが
金(ゴールド)の買いに動き
値段が上がる要因となりました。
また、それ以外にもかねてから
ジワリジワリと上がりつつある
インフレ率も影響しました。
あとは未だどうなるのか
明確になってない恒大集団の
債券デフォルトリスク。
リーマンショックほどではないと
見込まれているものの可能性としては
ゼロではない企業の破綻連鎖。
ここもリスクが長引いてるのもあり
ジワジワと金の買いに動いてる様子。
さて、恒大集団といえば
中国の超大手不動産会社ですが
その中国もコロナで薄くなってた
とあるリスクが蘇りそうです。
そのリスクというのが
米中貿易摩擦
3年前にお互いが追加課税を
発動したことが皮切りに
始まったこの貿易摩擦。
今の金価格はたしかに
コロナ過による高騰もありますが
実はその土台となっていたのが
このアメリカと中国による貿易摩擦。
この経済的リスクによって
金市場がジワジワと上がっており
そこにコロナが上乗せされて
今の価格となりました。
その米中貿易摩擦ですが
ワクチンの普及によって
貿易協議が本格再開されました。
この協議内容は色んな
ところに普及することもあり
今後の動向が注目です。
石油だけでなく貴金属も…
と、貿易面では米中に限らず
色んなところでも影響が出ており
特に目立っているのは原油価格。
7年ぶりに高騰したことは
ニュースでも報道されてる通りで
ガソリンスタンドの価格を見ても
なかなかの上がりよう…
この背景としては供給量が
需要量に追いついてないのが
単純な理由ではあります。
では供給量が減ったかというと
そういうワケでもなくて、
逆に需要量が増えたことが
最近の原油高騰に繋がってます。
とそんな原油高騰に連なり、
金(ゴールド)とプラチナも
値段が大きく上がってきました。
ニュースで報道されている
原油の高騰もあって貴金属価格も
上がってきているこの状況。
そんなこともありまして
買取件数も増えてきてますが
来店されたお客様より
金と原油の上昇は
何か関係あるのですか?
…なんて話をよく聞かれます。
確かに同じ要因で両方の
相場が上がることもありますが
全く同じでもありません。
なぜならば原油と金では
持っている特性が違うため。
原油はガソリンに使われる
生活必需品としての面で需給の
バランスが変わるワケですが
金には生活必需品としての面が
備わっていない資源です。
なんと言っても金(ゴールド)は
通貨としての面を持っている
世界で通用する素材です。
特性が違う以上は
原油価格が高騰して、たとえ
金価格が上がったとしても
たまたまな場合が多いのです。
相場が変動する要因が
被っているのもあるとは
思いますけどね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(10/18)の貴金属価格】
ゴールド:7,186円/g(+17)
プラチナ:4,318円/g(-8)
※田中貴金属公表の税込小売価格
【今週の逸品】
ドイツの有名な宝石カッター(ムーンシュタイナー一族)による1点物の指輪。
幾何学模様の独特なフォルムが特長的でこだわりを求める方にはオススメな逸品です。素材:K18WG、スモーキークォーツ
詳細:https://nakaoka.official.ec/items/52898185
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