貴金属品はどう頑張っても五感で鑑定できません！

1608 Gold

今年初めてなのですが
知り合いが経営する店で
会食してきました。

会食とはいえ少人数であり、
個室しかないってのと
知り合いの店ってことでの開催。

ま、こういうご時世なので
ソーシャルディスタンスには
かなり気を付けていました。

今回は県外からの方が
いらっしゃったこともあって
途中で”利き酒”として
日本酒がやってきました。

一緒に飲んだ方の中に
利き酒ができるということで
広島の日本酒を頼んだようです。

僕はお酒に弱いのもあり
普段からほぼ飲まないので
利き酒のことを勘違いしてました。

最初はどのお酒なのかを
言い当てるゲーム的なものかと
思っていました。

が、本当はお酒の品質を
鑑定するための所作だそうです。

日本酒は法律によって
以下のような定義が
決まっているとのこと。

【日本酒を満たす条件】
アルコール度数が22%以上で、以下のどちらかを満たしたもの。
・米、米こうじ及び水を原料として発酵させこしたもの
・米、米こうじ及び清酒かす、その他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの

法律上では日本酒を
”清酒”と言うそうですね。

まさに利き酒とは品質や
日本酒の条件を満たしているかを
見極めることでした。

焼酎や泡盛ですら
違いがよく分からないので
ちょっぴり尊敬しました。

私なんて利き酒の前に
ベロンベロンになって
お酒を鑑定するどころでは
ないでしょうからね(笑)

人間の身体では鑑別できない

食べ物や飲み物は見た目や
味、舌触りやのどごしなど
五感の経験を積むことで
判断することができます。

今回の友達もさすがは
利き酒の資格があるだけあって
キッチリ言い当ててました。

ただ、結局のところ
デジタルのようにほぼ100%の
確率で鑑別するのは困難な技。

人間は生き物であるため
その日の体調であったり
コンディションによっては
正確さに欠けることもあります。

また、技術の進歩により
天然か人工かの区別ですら
困難なものは世の中に
たくさんあります。

一昨年から流行している
人工ダイヤモンドももはや
鑑定士の資格があったとしても
見分けるのが困難なほど…。

たとえ何十年と訓練と
経験を積んだとしても
世の中には可能なことと
不可能なことがあるワケです。

その中には

貴金属の鑑別

があります。

貴金属の鑑別といっても
それがどういった鉱物か…より
その純度や重量など。

鑑別というのは種類や性質、
真贋、品質質の良し悪しを
見分けることを指す主に
買取で行う作業。

貴金属はジュエリーや
工芸品などに使われますが
その用途によって混ぜ物や
純度というのがバラバラです。

ではどんなものが混ざって
貴金属の純度がどれほどかというと
それは人の五感では分かりません。

それに重量に関しても
その物をもって何グラムかなんて
絶対に分かりません。

このお皿に盛ってある
ご飯が何グラムか？

このジュエリーは
何グラムありますか？

って聞かれても人が持って
絶対に分かる情報ではありません。

金（ゴールド）の品質において
重要なのは純度と重量。

今はだいぶ減ったようですが
これまでの出張買取や査定では
目視と触感だけで貴金属の
買取価格を出していたみたいです。

純度はほとんどの貴金属製品に
刻印されているので目視によって
分かるかもしれません。

ただし、重量に関しては
絶対に分かりません。

もしも、ご売却するときに
販売員が査定していたときに
機械を使わずに値段を
出してくることがあったら
ひとまず怪しんでみてください。

さて、不定期ではありますが、
ブログの音声動画をこれから
更新していく予定です。

本日ブログ分を作ったので、
文字を読むのが…って方は
お聞きくださいませ↓↓

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you.

【本日(1/29)の貴金属価格】
　ゴールド：6,848円/g（+20）
　プラチナ：4,034円/g（+29）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

【今週の逸品】
イタリアの老舗ブランドUNOAERRE（ウノアエレ）のピアス。
サークルタイプでボリュームのあるデザインなので、厚手になる寒い時期にオススメです。

製品番号：25471
詳細：https://jewelry-nakaoka.stores.jp/items/5fa7b0c2df515957bbd09fe1