1163 Gold
10月末に悲しいニュースが
テレビで報道されました。
それは沖縄県のシンボルで
世界遺産にも登録されている
首里城が火災に見舞われ
消失してしまったというもの。
首里城は昨年、
私が同友会の勉強会で
人生初の沖縄県に行った際
訪れた思い入れのある場所。
広い敷地の国営公園の
頂上に位置する首里城と
そこからみる絶景は心を
打たれた記憶があります。
当時はまだ国の所有物で
今年の2月から沖縄県の
管理・運営となった首里城。
14世紀末に建てられ
歴史があるだけでなく、
沖縄らしさを感じて、
壮大感も持ち合わせた建造物。
建物である以上、火に
弱いのは致し方ないけど
材質が木であるとなおさら
燃えやすいもの。
日本の古い建築物は
木造がほとんどなので
改めて火災の恐ろしさを
知った事件でした。
出火原因の特定もですが
一日でも早く復旧して
元の姿に戻れることを
願うばかりです。
燃えるリスクに耐える資産
いかに耐熱素材が使われた
建物であったとしても
火事で防げるかというと
そんなことはありません。
それは燃えてしまう材料が
必ずどこかに使われているため。
もし鉄であったり銀など
金属の塊でできた家ならば
火事によって燃えて
無くなることはないでしょう。
ま、家の素材が鉄の塊だと
居住性が悪くなるので
住めたもんではないでしょうが…
…といったように
火事が起きたくらいの温度で
燃えないものっていうと
かなり限られてしまいます。
燃えない家ってのは
対処が難しいでしょうが
燃えない資産ってことなら
対応策は存在します。
世の中にはたくさんの
資産商品が存在しますが
燃える濡れるなど破損リスクの
低い商品は限られます。
そんな中でも最もリスクの低く、
更に価値がほとんどなくならない
資産として存在するのが
金(ゴールド)
熱もマグマほど温度が高ければ
ほとんどのものを炎で焼き尽くし
のみこんでしまいます。
火事程度の温度なら
金属は溶けて液化するとしても
燃えてなくなることは
まずありません。
他の金属に比べて
軟質で融点の低い金でも
通常の火事によって
無くなることはないのです。
ちなみにモノ自体に
価値を持っている金は
火をはじめどんな状況でも
変化しにくいため、これまで
重宝されてきた資産。
国によっては、
身に付ける形にした金を
そのまま身に付けて移動する。
そして、お金が必要になれば
身に付けている金を換金する。
…といったように金が
使われている地方や国が
存在しているのです。
金のジュエリーも当初は
装飾品に使われた一方で
持ち歩ける資産
としても活用された
歴史があるのです。
特に戦争が多い国では
敗戦により自国通貨が使えず
貧しい思いをしてきた方が
金(ゴールド)に助けられた
という歴史が多くありました。
そんな市民の心強い味方が
金(ゴールド)を用いた
ジュエリーでした。
その風習が未だに
色濃く残った地域では
純度が高く重量の重い
ジュエリーが好まれてます。
ジュエリーは加工費などで
資産用のバーや金貨よりも
若干割高ではありますが
こういった使い方もあります。
金(ゴールド)という
素材を使っている限り
価値がゼロにはなりません。
火事や天災にも強く、
色々な目的で使える金が
数千年に渡り使われたのは
そういった経緯があるのです。
本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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