今アツいのは金（ゴールド）より白金族貴金属？！

1635 Gold

日本の景気は果たして
上がってきているのか？

…っていうとそうとは
言い切れないと思いますが
なぜか今月の日経平均株価は
3万円を突破するほど。

特定の会社の株価であるため、
これが全てではないけど
体感と株価の数値の乖離は
明らかな違和感を感じます。

1月から日経平均株価は
徐々に上がってましたが
緊急事態宣言が出てすぐに
上昇したこともありました。

緊急事態宣言が1ヵ月継続すると
経済損失は約3兆円規模という
算出結果もありました。

こうなると一般的には
企業の業績は落ち込むために
株価も下がるハズです。

ただ、この一般的な
考えというのも現在では
変わってきているようです。

これは日本国内だけでなく
世界でも表れている兆候。

新型コロナウイルス感染が
広まった当初は世界の株価は
大きく落ち込む結果となりました。

ただ、それ以降は上昇し、
2020年末になるとNYダウや
日経平均は高値を更新しました。

感染者が増えるほど株価が
上がってきたワケです。

なぜ感染者が増えると…
景気が不安定になってるのに、
株価が上がってきたのか？

これは世界が行っている
量的緩和という金融政策に
背景がありました。

量的緩和というのはよく
お金をばらまく行為として
例えられますがまさにこの通り。

ただ、国民や企業に直接お金を
増やすことはもちろんできません。

ではどういうメカニズムかというと
①中央銀行が市中銀行の準備預金を増やす
②市中銀行が国民や企業に渡す（貸す）
…という構造となってます。

この流れで生まれた資金により
株が買われ続けた結果として
昨今のように株価は上昇しました。

ではこの上がり続けた株価は
どうなってしまうのか？

金価格は上がる？！

どうなるかというのは
これまでにない経験なので
明言できる人はいません。

ただ、こうなった以上
量的緩和にも限界があるので
貨幣価値が落ちていくのは
明らかなことではあります。

そして、貨幣価値が落ちる
ということは物価が上がる
インフレとなる傾向にあります。

これは過去の実績ありきなので
昨今の状況は異なってくる
可能性もありますが…

そんな中、一昨日FRB（※）の
パウエル議長が上院銀行委員会で
経済状況に関する公聴会で
こんな発言を行いました。
※アメリカ主要都市に散在する連邦準備銀行の統括制度

公表した内容を見てみると
今後の景気はワクチンによって
左右するようにも読み取れます。

が、やはりしばらくは
量的緩和やゼロ金利政策は
緩めない方針のようです。

こういった発言をみると
金（ゴールド）の価格動向は
なかなか読めない部分はあります。

ただ、金融政策が今より
緩無ことがない以上は相場が
大きく価格が落ちることも
なさそうな感じですね。

しばらくは、このところ
値段が上り調子なプラチナなど
白金族貴金属の方が投機的には
面白くなりそうです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(2/25)の貴金属価格】
　ゴールド：6,827円/g（+29）
　プラチナ：4,804円/g（+45）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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2面や6面など定番よりカットが多く、肌馴染みがよいのでオススメです！

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