インゴットやコインの傷付きを防ぐ方法

1200 Gold

私と同い年の友人に
真珠の相談をされました。

親族が亡くなったので
相続品で受け継いだ
真珠のネックレス。

受け継いだものの
なかなか普段使うことはなく
久しぶりに冠婚葬祭で
身に付けた程度。

ただパールはデリケートだから
家で保管するのであればどんな
メンテナンスをすれば良いの？
…と相談されたのです。

真珠は海で育っているから
濡れても大丈夫でしょ！
なんて思うかもしれません。

これは合っているようで
合ってなかったりするのです。

というのも水といっても
100%真水ならいいけど、
蛇口から出る水は殺菌のため
微量の塩素が含まれます。

100%真水ならまだしも
中性でない違う成分が含まれると
真珠のみでなく、ネックレスを
構成する糸に影響します。

ただ、少しくらい
濡れただけで真珠が
ボロボロになるかというと
そうではありません。

濡れてしまっても
きちんと乾いた布で拭けば
全く問題ありません。

当然ながら中性でない汗は
長時間、真珠についたままだと
劣化の元となります。

酸性やアルカリ性が
少しでも含まれた水分は
真珠が傷つくリスクがあります。

そんなワケで
真珠を長く綺麗に使うなら
つけるたびに布でサッと拭く
...これだけでも親子3代は
使えるようになりますよ。

金のメンテナンス法

資産用の金に関しても
よくどのように保管すれば
傷がついたりしないか
接客で聞かれることがあります。

そもそも資産用の金において
買取価格が落ちる要因は
以下の2つがあります。

刻印と重量

刻印が削れることにより
最悪消えてしまった場合には
再精査の時間が掛かるだけでなく、
手数料の発生で買取価格が
下がる可能性があります。

そして、バーやコインで
一部が欠けてしまった場合に
重量が刻印表示より少なくなると
買取価格が下がります。

つまり、この2つが
起こらないようにするためには
硬いものと一緒にしないこと
ってのが注意点です。

では、具体的には
どう保管すれば良いのか？

ナカオカではナイロン袋に
お入れした状態で渡します。

それでも大丈夫ですが、家で
保管するなら更にチャック付きの
メッシュケースに入れることを
オススメします。

メッシュケースにいれておけば
刻印が傷つくこともよっぽどなく、
重量が減るほどのダメージを
受ける心配もありません。

↑網目のメッシュが入った袋がオススメ

違うタイミングで購入した
他のインゴットやコインも
一緒に入れておけば
分かりやすく保管できます。

100均でも販売してるので
手軽に購入できますよ。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(12/16)の貴金属価格】
　ゴールド：5,745円/g（-13）
　プラチナ：3,674円/g（+10）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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