インフレというリスク対策で本領発揮の金（ゴールド）

2009 Gold

最近色々な商品が
値上がりしているのを
常々感じる今日この頃。

Faceboookを見ても
友人がそういった記事を
挙げてるのでなおさら
実感が湧いてしまいますね。

僕のセミナーでもそういった
値上がりした商品を例に
あげることがあります。

カップヌードルや
コカ・コーラ、ジャンプに
たばこ、切手代など。

ただ、本当にこの数ヶ月で
色んな身の回り品が値上がりしたという
記事をよく目にします。

先日も会社に届いたチラシは
タイヤが値上がりします！
今のうちに買っておいてください！
…というのがありました。

ついついこういう販促物に
購入促進するような言葉があると
”ホンマかいな？！”なんて
感じてしまうのですが…。

とはいえ資源国でない日本は
材料を入れてなんぼの国。

原材料の値段影響を
受けやすいのは確実だし
特にこの1年で円安となり
海外からの仕入価格が上がるのは
当然と言えば当然のこと。

タイヤに必要な天然ゴムか
何かしらの資源高騰かな…
と思いつつチラシを読んだ次第。

ウッドショックに始まり
原油価格も高騰しており、
それに付随してか関係ないものも
”ついでに値上げしてしまえ！”
といった空気を感じる今日この頃。

アメリカでは昨年から慢性的に
続いているインフレもそろそろ
対岸の日本でもジワリジワリと
出てきている感じです。

最近”現金の目減りって、インフレと
どう関係があるの？”と聞かれます。

これまさにインフレの影響で
今まで買えたのが買えなくなる！
…ということでもあります。

お小遣いでもらってた100円も
お菓子が100円から110円に上がると
今まで通りで買えなくなります。

これがいわゆる現金の目減りで
お金の価値が下がるってことです。

有事はインフレになりやすい？！

インフレはジワジワと
毎年起こっていることですが
やはり有事が起こるとなると
そのスピードは異なります。

特にウクライナ侵攻のように
大国ロシアが絡んでくると
なおさらといった感じ。

ロシアは資源大国であり
天然ガスは世界1位で
原油は世界2位の輸出量を誇るので
その影響は必至です。

経済産業省もロシアへの
経済制裁を行った段階で
ロシア依存となっている物資の
対策は行っていました。

しかし、直近の出来事なので
直ぐに解決できるような
問題ではないんですよね。

で、早速原油が影響し
身近な存在でガソリン価格が
かなり上がってきております。

日本は特に資源が少なく
輸入便りになってるので
対岸の火事ではないんですよね。

これは日本に限らず
他の国にとっても同じこと。

目に余る行動をしている
ロシアに対して何気なく
行っている経済制裁も実は
リスクがあるワケですよ。

といったように有事では
何が起こるのかどんな影響があるか
全てを把握することは困難です。

影響があり過ぎてしまうので
その筋の何かの専門家であっても
未来の予測が難しいのです。

そういう状態もあって
安全資産である金（ゴールド）に
頼る人が増えて高騰します。

まさに投資してる場合でなく
自分の身を守る行動に移す
…ということです。

だからこそ本来であれば
何か起きた有事でない平時で
買っておくのが金運用の基本。

まだウクライナ情勢は
どんな落としどころになるのか
予想すらできない状況です。

ただ、これがひとまず落ち着き
金価格も下がったとなれば、
買う人も増えるのではないでしょうか。

ウクライナ侵攻という有事を
見てきた人にとってみれば
金の強さを体感できたワケですから。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(3/7)の貴金属価格】
　ゴールド：8,109円/g（+73）
　プラチナ：4,722円/g（+86）
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