金現物運用のコツは売買タイミングの分散

投稿日:

3092 Gold

 

先日、たくさんのインゴットを
お持ちになられたお客様。

5g~20gまでと比較的
小さいサイズばかりだったので
もしかしたらコツコツ少しずつ
買い貯めてきたのか聞いてみると
会社でもらったものとのこと。

毎年会社からインゴットを
支給されるようでして、
貯まりに貯まったから売却しよう
とのことでお持ち込み。

 

サイズは様々でしたが
個数を数えると20個以上。

ということは毎年
もらったとしても20年以上は
その会社にいたということ。

それぐらい前から
インゴットを配るなんて
なかなか乙な会社です。

 

どうやらお子様の学費で
お金が必要となったようで
貯まったインゴットの
売却を決意された模様。

もらったものなので
その価値を知らなかったけど
最近はニュースでも頻繁に
金が高騰しているという話が
出てくるのでそれも後押し。

とはいえ全部を売ると
税金の対象となるので
今回は一部だけ売ることに。

 

もし、これが複数でなく
単品であったとしたら
支払調書や税金の対象と
なっていたかとは思います。

こうやって売るときに
柔軟に取引できるのは
私にとって理想の形。

 

このメリットがなかなか
買うときに分からないので、
こうやってブログなどで
情報発信してはおります。

ゴールドを現物で運用すると
商品の特性上、長期向けと
なってくるものです。

なので、買うときだけでなく
売るときに関して配慮が
重要となってくる資産。

 

今回はいただきもの
ってことでした。

ただ、購入するならば
この形が推奨なのです。

 

 

少量買いは税金面で有利に…

小さいサイズのインゴットは
確かに手数料が割高となるので
あまり好まれるものではありません。

単純に考えて手数料分が
安くなるならそっちの方が
いいに決まってますからね。

しかし、それでも
小さなサイズの方が良いときも
あったりするんです。

 

では、どんなメリットが
あるのかというと主に2つ。

①分散購入で高値掴みリスクを抑える
②売却時や贈与時に課税対象となりにくい

 

小さいサイズで日を分けて
購入すると、相場価格の分散に
繋げることが可能です。

たとえばたまたま買った日が
最高値であったとして、翌日もし
相場が下がった日も購入すると
平均価格で買えるということ。

小さいサイズというより
日を分けるといった買い方ですが
購入価格というリスクを
低減できるワケです。

 

そして、もうひとつの
課税対象となりにくいというのは
条件付きとはなりますが
小さいサイズならではのメリット。

というのも金に関する
税金は4つあるのですが、特に
所得税と贈与税は買い方次第で
抑えることができる税金です。

そのポイントというのが
小さいサイズで持っているか?
ということなのです。

 

所得税ですが現物資産の
ゴールドである場合には
年間50万円の特別控除があり
売却益をそれ以内に抑えれば
非課税で済みます。

そして、贈与税に関しても
暦年課税であれば年間110万円以内なら
非課税となる税金です。

このように金額ベースで
課税/非課税が決まるものに関しては
小さいサイズで持っておいた方が
柔軟に対応が可能ではあります。

 

手数料が割高であっても
税金が発生しないのであれば
そちらの方が良いこともあります。

これは何年も前から私が
ブログでも書いてきたことですが
改めて大事なのでお伝えした次第。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(2/23)の貴金属価格】
 ゴールド:15,578円/g(+0)
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 ※市場休業のため、土日は同一価格

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