月と金(ゴールド)が青色に見えないのは同じ原理

投稿日:

2260 Gold

 

仕事が終わって車を運転してると
何やら所々で人が空に向かって
スマホをむけていました。

なので私も目を向けていると
夜空に赤い月が浮かんでました。

 

後で知ったのですがどうやら
皆既月食だったようでして
いつもと色が違いました。

ただ、今回の皆既月食は
更に珍しいもので月が
天王星を隠す天王星食。

皆既月食中に今回のように
月が惑星を隠す惑星食が起こるのは
442年ぶりのことだそうです。

 

ちなみに皆既月食というのは
赤黒く見える現象ですがなぜ
こんな色に見えるかというと
夕暮れの赤色と同じ理由。

太陽光は様々な波長の光を
放っているのですが大気を通る際
散乱しにくいのが波長の長い赤い光。

赤い光のみが地球の影に入り込み
月を照らすので地球から見ると
赤く、影の黒色が混ざることで
赤黒く見えるのだそうです。

 

ということで家に着いて
私も夜空に向かってスマホで
貴重な皆既月食を何枚か
撮影してみました。

 

が、まぁやっぱりスマホでは
なかなか上手く撮れませんね…。

皆既月食について調べていると
こんなサイトが載っていたので
やってみたけど全くキレイに
写すことはできませんでした。

【皆既月食、スマホできれいに撮るには?】

結局、一眼レフを使って
なんとか綺麗な皆既月食の
写真を収めることができました。

TwitterやFacebookを見ると
皆既月食の写真をアップする人が
めちゃくちゃいました。

望遠レンズを使って
キレイに撮影した方も多く、
色んな月食写真を見れたのは
楽しかったですね。

 

 

青色に見えることはない…

皆既月食によって普段と違い
赤黒く見えた月ですが、この月も
時として金色に見えます。

これは冒頭でもお伝えしたように
太陽からは色んな波長の光が
発せられるのですが大気の状態で
見え方が変わってきます。

波長の短い青色系の光は
地球の環境においては大気の関係で
ほぼ届かないので、我々の目には
届かない状態となってます。

 

そのため、月が赤黒かったり
白かったり黄色く見えるけども、
青く見えることはないのです。

月は実際のところ表面は
岩石で覆われている惑星なので
本来の色としては灰色。

地球から眺める私達としては
太陽光が反射して白や黄色に
見えるってことですね。

 

ちなみに資産として
持たれている金(ゴールド)ですが
月と同じく青く見えない資源。

というのも金の特徴として
青い色の光を吸収する元素。

光が金の表面に当たっても、
青色の光だけが吸収されてしまい
他の色は反射されますので、
金色に見えるということ。

 

色を表現する方法のひとつに
RGBカラーモデルがあります。

これはR:レッド(赤)、
G:グリーン(緑)、B:ブルー(青)の
三色を混ぜることによって様々な
色を再現する方法です。

テレビやスマホなどにも
採用されている表現方法であり
混ぜる量によって色が変化します。

 

先ほど金は青色を通さない
とお伝えしたのですが、まさに
RGBのうち、R(赤)とG(緑)を
混ぜると黄色になります。

そこに光沢が混ざったことで
金の金色が形成されるワケです。

月も金のも人の目には
青色の光が入ってこないから
青く見えないワケです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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