お店次第では購入伝票がないと売却できない可能性

1483 Gold

金（ゴールド）やプラチナの
インゴットを売却される際に
よくこんなことを言われます。

購入したときの伝票を
無くしてしまったのですが
買い取りできますか？

これまでに取引を
行ったことがない方には
分からないかもしれません。

ただ、手放すときに
購入時の伝票がいるかというと
弊社の場合は必要ありません。

売却される場合には
古物営業法の都合により
本人確認のための書類が
必要となってきます。

しかし、購入時の伝票は
売却手続きでは不要であり
法律上、問題ありません。

これはインゴットだけでなく
金貨もですし、記念メダルや
小判などの工芸品も同様です。

インゴットというのは
重量や純度を機械によって
きちんと計測したり、
製造番号の確認を行います。

ブランド確認に関しては
目視するしかありませんが
刻印された情報が合っているかの
チェックは行って査定します。

そのため、購入時の伝票を
たとえ出していただいても
特にチェックはしないのです。

インゴットや金貨というのは
そのもの自体に価値があり、
刻印が重要な情報となります。

買取に必要となる情報全てを
刻印の鵜呑みにするかというと
そんなことはしませんが
査定の参考となるのです。

ただ、購入時の伝票は
贈与や相続などのタイミング、
売却益が出たときの所得証明で
必要となってきます。

持っておく必要はあれど
売るときに必要かというと
そんなことはないので
ご安心くださいね。

お店によっては…

ただ、こういった
売却時における購入伝票の有無は
お店によって異なるようです。

というのもこの度
お客様がご来店されたのも
他のお店で売ろうとしたら
購入伝票がない断られたんよ。
…という背景があったため。

購入した場所や値段などを
お聞きすることはありますが
通常は書類の提示は要望しません。

これは先ほどお伝えしたように
売却に当たっては何にも
必要な情報がないため。

ブツを見てから
査定するので
必要ないのです。

ちなみに買取できなかった
お店のことを聞いてみると
地金商ではなく買取専門店。

話を聞いただけなので
あくまでも推測なのですが
恐らくは買い取ったものを
再販するようなお店。

そのため、商品の
信憑性を取るための
証明として購入時の伝票が
求められたのかと…。

また更に今回お持ちになられた
インゴットのブランドを見ると
今は流通していないもの。

だから、なおさら購入時の
情報を知りたかったのかもしれません。

このようにインゴットの
ブランドの信憑性が低いと
お店によっては買取時に
伝票が必要となる
…などの弊害があります。

お店選びも重要ですが
金（ゴールド）を買うときの
ブランドの方が重要でなのです。

ちなみに弊社の場合は
インゴットブランドの一覧集と
X線による純度計測機があるので
ブランドに限らず購入伝票は
なくても売却できます。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.

【本日(9/26)の貴金属価格】
　ゴールド：7,010円/g（-12）
　プラチナ：3,293円/g（+10）
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