なかなか伸びないプラチナか、マネーの一面を持つゴールドか

2934 Gold

9月と言えば毎年恒例
広島地場の地金商である
堤田貴金属さん主催のセミナーへ
参加してきました。

昨年も参加したのですが
講師は同様、亀井幸一郎氏で
司会は大橋ひろこさんと、
安定のコンビです。

亀井氏の理論立てた
セミナーの話し方もですが
大橋さんのナビゲーターもピカイチ。

ゴールドに関する勉強でなく
セミナーの校正や話し方なども
大変参考になる勉強会。

なお、こちらのYoutubeでも
毎週水曜日にゴールドに関係する
情報をアップされているのですが
毎度勉強させてもらってます。

【なるほど!投資ゼミナール】

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今回のテーマというのは
歴史的上昇の「ゴールド」を語る。

1部では亀井氏から
「これからどうなる？金価格」
と題して60分ほど。

その後はお二人が対談形式で
「高騰したゴールドをどう捉える？」
とこちらも60分、計2時間ほど
みっちりと勉強してきました。

ゴールドかプラチナかシルバーか？

第2部ではセミナー受講者からの
質問回答コーナーもあったのですが
こういった質問があったようです。

これは当店でもよく聞かれることで
回答内容が亀井氏と同じことなので
改めてブログでもお伝えしようかと
思った次第です。

その質問というのが

ゴールドでなく、プラチナはどうなんでしょうか？

今回のセミナーはゴールドがメインで
プラチナやシルバーの話というのは
ほとんど触れられていませんでした。

出た話というとゴールドとの
価格差が広がってきているといった
そういった内容だったかと思います。

プラチナはあまり値動きなく
シルバーは徐々に高まるも
基本的にゴールドとの価格差は
広がり続ける一方ではあります。

そういった状況であるなか
逆にプラチナは安いから買い時では？
…そんな意図のある質問でした。

確かにプラチナ価格は
この10年で大きく変わってないし
ゴールドのような最高値を更新せず
粛々と値動きしています。

円建てもですが、ドル建ても
安いので確かに手を出すならば
今買っておくのも悪くはないこと。

ただし、そうなのですが
これだけは押さえておくべき
ポイントがあるんです。

それは

ゴールドだけはお金としての
一面も持っているということ。

過去に近本位制度が採用され
今では世界に通用する無国籍通貨として
浸透しているゴールド。

しかし、プラチナというのは
資源価値として稀少性は高いけど
お金の代替資産として君臨するには
少々難しい金属ではあります。

工業用としての需要が高く
金本位制といったシステムに
採用されていないのでお金として
存在することが叶わないのです。

値段は安いプラチナですが
世界に通用するかというとお金としては
難しいのでその点を把握することが
重要であるってことです。

値段で決めるの重要ですが
根本的な用途や目的を把握するのも
大事なことではありますね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you.

【本日(9/18)の貴金属価格】
　ゴールド：12,958円/g（+46）
　プラチナ：5,024円/g（+15）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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