3268 Gold
最近、ROLEXを見たい
というお客様が多いのですが
どうやら単純に身に付けたい!
ってワケではないようです。
というのも欧州産の
高級腕時計など値上げの波が
寄っているから…とのこと。
先日の日経新聞に
掲載されていた記事ですが
時計のみならず欧州産のワインや
チョコなども値上がり傾向。
この理由としては円ユーロで
円安が進んでいるため。
で、その背景としては
やはりこの方トランプ大統領の
影もチラついています。
ドル金利の利下げ要求、
更にアメリカの経済指標も悪く
どうにもドルへの流れが悪い。
となると他の基軸通貨へ
投資マネーも流れるワケで
そうなるとユーロに回ります。
その結果として、ユーロ円の
為替が円安へ動くことに…。
欧州といえばワイン、
ベルギーチョコであったり
スイス産高級舶来時計と
商品は目白押し。
円安になってしまうと
こうした輸入商品は値上がりが
必至となってしまいます。
となるとROLEXも
当然ながら高くなる…
そういった流れで当店へ
来店されたのでした。
スイス時計といっても
ブランドは多々あります。
ただ、ブランドによっては
買った値段より安くなるものが多く
その点ROLEXはそういった
可能性が低いブランド。
ある意味、資産性のある
時計でもあり、これから
値段が上がるかもってことで
お越しになったワケでした。
ROLEXも金も価格の考え方は同じ
ROLEXは値崩れしにくい
資産性の高いブランド時計ですが
この価格の仕組みというのは
金価格に近いものがあります。
というのもROLEXは
スイス生まれのブランドなので
自国通貨のスイスフランや
欧州通貨のユーロで設定された
商品価格がベースとなります。
そこに為替レートが加味され
日本での価格が決まります。
つまり、円安スイスフラン高、
円安ユーロ高などが起こると必然的に
日本でのROLEX価格は上昇しやすい
ってことです。
一方、金価格に当てはめますが
金の場合はドル建てが基準価格で
世界で取引されています。
先物取引が多いニューヨーク、
現物取引が多いのどちらも
全てドル建てであるため、これが
世界の金取引の基準価格なのです。
最近のドル円相場を見てみると、
140円台後半を推移しており、
数か月前に比べてやや円高気味。
そのため、通常であれば、
円高になると円建ての金価格は
下がる動きになりやすいハズ。
ところがそんなことはなく、
この8月にも円建て金価格は
最高値を更新し続けています。
これが何を意味するかというと、
ドル建ての金価格そのものが、
円高の影響を上回るペースで
上昇しているということ。
だからこそ、今後もし
ドル建て相場が暴落することなく
円安に転じることがあれば、金価格が
更に上がる可能性が高いと考えられます。
円安というのは、簡単に言えば
円の通貨価値が落ちることを意味します。
ということは通貨価値の下落に対し
リスクヘッジをするならば有効なのが
金(ゴールド)であるということ。
特に金の場合は、基軸通貨である
ドルに対する価値で評価されるため、
より汎用性の高い資産と言えます。
円建ての金価格において、
注目すべきことはもちろん
為替だけに限りません。
世界的なインフレ懸念、地政学的リスク、
各国中央銀行による金購入増加が直接
加味されるドル建て相場の動向も大事。
通貨を信用できない方が
ゴールドに走ってしまう…
というのはこの背景があります。
価格構造を見れば
通貨のリスクヘッジとして
ゴールドが役立つのは明らかです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(8/19)の貴金属価格(9:30価格)】
ゴールド:17,545円/g(-49)
プラチナ:7,064円/g(-43)
※田中貴金属公表の税込小売価格
※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)
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