安心できる外貨資産、ドルがダメとなると…

投稿日:

3211 Gold

 

世界の中央銀行は自国に
何かあった時のために
外貨建ての資産を保有。

という話を知らない方は
いないかと思います。

国によって持っている
外貨や割合は違うけど多くの国は
基軸通貨であるドルを
保有しているかと思います。

 

最近ではその外貨建て資産に
ゴールドの量を増やしている
中央銀行も増えています。

ってのは本ブログでも過去に
何度か触れてきたこと。

 

ただ、その外貨建て資産
これまでの構成が大きく
変わりつつある状況。

というのも外貨建て資産で
一番多いのは言わずと知れた
アメリカドルではありました。

そして、次いでユーロや
他国通貨ではあったのですが
ここにゴールドが台頭し、
アメリカの次点になったと。

 

3年ほど前から中央銀行による
金需要が高まっているのは
数値上で明らかなこと。

なので、こうなることは
予想できたものではありますが
それほどまでにゴールドが
必要とされてるってこと。

ちなみにBloombergの
記事によるとドルが約46%
ユーロが約16%、その他が約18%
残りの20%がゴールド。

 

金相場や通貨価値によって
この割合も多少は変わるのでしょうが
ドルもユーロも外貨建て資産として
減少傾向にあるとのことです。

関税問題で関係の悪い中国、
そして、目下ウクライナと
交戦中のロシア。

 

アメリカを毛嫌いする国は
どうしても外貨を捨て
ゴールドを持つ動きになるのも
致し方ないことですからね。

恐らくではありますが
ゴールドの割合はこれからも
どんどん増えると思います。

 

 

買い続ける中央銀行

中央銀行がゴールドを
買い増しているという話を
先ほどお伝えしたかと思います。

ドルといった外貨を捨てて
ゴールドを選ぶ国が増えてるワケですが
この変化の背景には地政学リスクが
付きまとっていることが一因です。

 

関税問題で対立する中国、
ウクライナと交戦中のロシア。

こういったアメリカとの
関係性が悪化した国々というのが
ドル離れを加速、ゴールドへ
シフトしているということ。

深堀していくと国の関係性、
つまり地政学が付きまとった上で
成り立っているということです。

3年前から顕著になった
中央銀行による金需要の高まりは、
数値として明確に現れています。

当初は一時的かと思われましたが
その需要量は変わることが無く、
年々高まる地政学リスクに伴い
購入量も維持しているのではないかと
思っている次第です。

 

冒頭でお伝えしましたが
外貨建て資産でドルもユーロも
減少傾向にある中で唯一
増加しているゴールド。

世界銀行がゴールドの運用を
各国中央銀行に推奨しているのも
理由にありますが、数千年の歴史と
実績を持つゴールドの価値が
評価された結果でもあります。

 

そして、中央銀行が示す
この動きというのは私達にとっても
見逃せないシグナルでもあります。

国家が保険としてゴールドを
積み増している状況であるってことは
個人でもそういった視点を持つのは
重要ということです。

株式や債券、現金預金だけの
ポートフォリオは今後起こりうる
金融市場の激変に対応できない
そんな可能性もあるということ。

 

地政学的リスクが高まり続ける
現在の状況において、中央銀行が
ゴールドを買う傾向は加速こそすれど
逆転することは考えにくいかと思います。

何かの商品に偏っている
資産運用をしている人にとっては
中央銀行のこうした資産運用は
参考になる考えでもあります。

中央銀行という最も保守的で
慎重な機関でさえ、ゴールドへの
シフトを進めているのですからね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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