金貨に比べ販売中止が少ないインゴット(金地金)

投稿日:

2786 Gold

 

先日来店されたお客様から
こんな話をされました。

”お宅はゴールドの納期が
1週間なんですね!
もっと掛かると思ってました。”

 

話を詳しく聞いてみたところ
当店を知るまでは他店で
購入されていた様子。

で、その店ではどれぐらいの
納期が掛かったかというと
50gインゴットが3カ月待ち。

最近は購入する人が多く
生産が追い付いてないってことで
その納期を提示されたようですが
それが普通と思って買ったとのこと。

 

確かにゴールドを初めて
購入する方からすれば
そういったシステムが分からず
それだけの納期が掛かると
思い込むかもしれません。

ただ、売買する身からすると
3カ月はちょっと長過ぎ。

 

当店の場合は店頭にあれば
すぐに納品することができるし
在庫がなくても1週間後に納品。
(代金は先にいただきますが)

購入するにしても
限度は特にありません。

代金さえあれば
いくらでも購入できるので
輸入品の金貨は納期が遅れる
…なんてことはありますが
インゴットではあまりない話。

 

ちなみにそのお客様は
既に入金済みってことで
3か月の納品待ち。

代金を支払った時点で
引換証を渡されたようですが
現物が納品される数ヶ月は
紙だけが残るということ。

入荷に時間が掛かるのも
事情としては分かりますが
ちょっと3カ月というのは
長すぎる気はします。

 

当店も納期に関しては
HPに記載してはいますが
発見されてない模様。

まだまだ発信力が
足りてないですね(汗)

 

 

自社製造か輸入品か…

インゴットに関していうと
田中貴金属の製造能力が高いため
商品納期が大きく遅れることは
今のところあまりありません。

ただし、地金型金貨に関しては
販売中止や納期遅延という
可能性はあります。

なぜならばインゴットと異なり
地金型金貨というのは海外から
輸入している商品であるため。

 

当店で販売している
地金型金貨は以下の2種類。
・ウィーン金貨ハーモニー
・メイプルリーフ金貨

ウィーン金貨ハーモニーは
オーストリア造幣局で製造され
メイプルリーフ金貨は
カナダ王室造幣局で製造。

そのため、日本の総販売元が
そこから輸入してから販売しますが
製造元からの供給がストップすると
販売中止といったことになるのです。

コロナ禍でも一時的に
この金貨が販売中止となった
そんな時期がありました。

そのときは製造的な問題より
輸送面での規制が入ったことで
販売できないときもありました。

ただ、インゴットに関しては
企業が製造する物であって、
ゴールドを輸入でき製造能力があれば
販売中止や納期の遅延ってことは
あまりあり得ないことではあります。

 

なので地金商の直営店や特約店、
直接仕入れしているお店であれば
何か月も納期が掛かるってことは
まずあり得ないということです。

となるとどこから仕入れるのか?
っていう疑問が湧くと思いますが
それは何とも分からないもの。

他者から買い取ったものなのか…
オークション等で仕入れたものか…
入手経路は分かりません。

 

ただ、ひとつ言えるのは
そんな入手経路が不明なとこから
仕入れたインゴットを購入して
品質的に安心できるのか?
…というところです。

高額品であるがために
そういった品が届くのは
私であれば嫌ではありますね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(4/23)の貴金属価格】
 ゴールド:12,827円/g(-278)
 プラチナ:5,133円/g(-68)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

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