大発会や1月だから上がりやすいとは限らないが…

投稿日:

3042 Gold

 

年末年始は市場の
兼ね合いもあり、地金の取引が
12/31-1/3は終日クローズ。

土曜日ではあるのですが
1/4から取引可能となりました。

この時期になると
お客様からよく聞かれるのが
ゴールドにもご祝儀相場
ってあるのですか?
というもの。

 

このご祝儀相場というのは
新年のお祝いムードにより
購入者が多く相場が上昇しやすい
といったもの。

特に株式投資において
よく見られる現象なのですが
ゴールドにもこんな現象が
あるのか?ということ。

過去の年始相場を
見る限りではありますが
これは株式特有の現象かな
というのが答えです。

 

過去10年間では
上昇している年もありますが
毎年のことではありません。

平均では若干のプラス傾向ですが
年末より下落している年もあり
一概にご祝儀相場があるとは
言えないのが実情です。

 

またご祝儀相場といえ
これは読んで字のごとしでなく
単純に年末に売却した人による
流入が多いせいでもあります。

なので株価が上がりやすいけど
必ず大発会の日にで上がる
ってワケではありません。

あくまでも傾向的な話
ということですね。

 

 

1月は上がりやすい?

とはいえ1月というのは
ゴールドの世界において、
無視できないイベントがある月。

特に中国で行われる
春節(旧正月)に向けた動き。

中国は世界でも有数の
金消費国ですがこの春節は
贈答品や縁起物として
金製品の需要が急激に高まる時期。

 

ゴールドは中国において
反映と富の象徴として重宝され
今に始まったものではありません。

何百年も前から続いている
文化といっても過言ではない
そんな国の金需要が高まるので
決して侮れないのです。

 

そして、中国だけでなく、
インドにおいても1月は
需要が固まりやすい時期。

なぜならば1月中旬には
マカル・サンクランティという
収穫祭が催され、金の装飾品の
需要が固まるイベントであるため。

また、インドの婚礼期と
1月という時期が被っているのも
金需要が高まる背景でもあります。

 

インドの婚礼期というのは
ヒンズー教における大安が多い
11月から翌年2月にかけて
多く重なります。

インドにおける結婚は、
花嫁が嫁ぎ先に持参金として、
金製品を持参するのが習慣となっており
婚礼期=金需要が高まる時期
ということになるワケです。

このように金需要が
高まるイベントが重なるので
1月というのは金相場も
上がりやすいと言われてます。

 

もちろんこれらの金需要は
世界需要の一部のこと。

これらのイベントが
必ずしも金価格を押し上げるとは
言い切れないものですが、
あくまでも可能性という意味では
無視できない時期ではありますね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(1/4)の貴金属価格】
 ゴールド:14,763円/g(+53)
 プラチナ:5,329円/g(+74)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

<ノイズを消し去るピンキーリング>

無料見積もり

ナカオカのLINE@登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓

 

メルマガ登録フォーム

登録は以下の画像をクリック↓↓

 

【株式会社ナカオカ】

住所:広島市中区堀川町5-10(金座街)
TEL:082-246-7788
営業時間:10時~19時(水曜定休日)
HP:https://nakaoka-inc.com/

-つぶやき

Top

Copyright© 守りの資産の金地金(ゴールド)で次世代に向けた資産形成をお手伝い , 2025 All Rights Reserved.