譲渡所得を利用した金取引における正当な節税法

投稿日:

1236 Gold

 

たまに金を購入しても
すぐにご売却される方が
いらっしゃいます。

インゴットであるため
地金番号をチェックすると
買ったときと売ったときは
全く同じものでした。

もちろん当の本人は
ご承知の上での取引。

 

まだ地金番号が異なって
売却したインゴットが
購入したときのモノは
異なるなら分かります。

 

では、いったいなぜ
損することを知りながら
金を売買し
たのでしょう?

だいたいの予想は
ついていたのですが、
確認のため、お客様に
ヒアリングしてみました。

 

 

ちなみに金価格は年末から
予想だにしないほど高騰し
40年ぶりの高値をマーク。

その動きをチェックし、
ほぼ最高値である時点を予想し、
下がった後に売却することで
意図的に損失を出されました。

急遽お金が必要ってことで
現金換金したら損が出た
…ってことはよくありますが
意図的な損失なのです。

 

 

意図的に損失を出す理由

このようにいい具合に
損失を出す方ってたまに
いらっしゃいますが、
普通に考えてみると

 

なぜ?

 

って思いますよね。

 

その人によって、
わざと損失を出したい
背景があるのですが
その大きな理由としては

利益調整

というのがあります。

 

現物の金を売買することで
発生した利益というのは
譲渡所得扱いとなります。

【譲渡所得とは】
譲渡所得とは、一般的に土地、建物、株式、ゴルフ会員権などの資産を譲渡することによって生ずる所得をいいます。ただし、事業用の商品などの棚卸資産や山林などの譲渡による所得は、譲渡所得にはなりません。
※国税庁HPより抜粋(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1440.htm)

 

そして、この譲渡所得は
損失が発生した場合に
利益と相殺が可能な
損益通算に該当します。

意図的に損失を出すってのは
他の資産譲渡で発生した利益による
税金を抑えたい場合に可能な
手段ってことなのです。

 

この度のお客様も話を聞くと
他のお店で売却した際に出た
金取引での利益相殺するため。

正当に節税するための
調整だったのです。

 

ちなみに金(ゴールド)は
報道されたあとでは
すでにとき遅し
的な商品でもあります。

報道されたら誰もが
知っている状況となるので
既に市場・価格に反映されてます。

メディアを見てから
投資するってのは金の世界では
遅いアクションなのです。

 

タイミングを見極めて
わざと意図した損失を出すのも
なかなか至難の業なのです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(1/21)の貴金属価格】
 ゴールド:6,107円/g(+13)
 プラチナ:4,052円/g(+2)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

無料見積もり

ナカオカのLINE@登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓

 

メルマガ登録フォーム

登録は以下の画像をクリック↓↓

 

【株式会社ナカオカ】

住所:広島市中区堀川町5-10(金座街)
TEL:082-246-7788
営業時間:10時~19時(水曜定休日)
HP:https://nakaoka-inc.com/

  • B!