2445 Gold
あっという間に4月も終わり
1年の3分の1が終わりましたが
4月といえば年度初めの月。
この月は前年分の
様々な統計結果が多く発表され
総務表は人口推計を公表。
東京都以外の都道府県は
全て人口が減っている状況で
12年連続マイナスという結果。
このままでは1億2000万人を
切ってしまうのも時間の問題で
2056年には1億人を下回り
2070年は8700万人まで落ち込む
という厚生労働省の公表もありました。
数十年前からほとんど進展ない
脱少子高齢化に全力で対策すると
政府も更に重い腰を上げました。
そして、この4月はというと
日本国内では統一地方選挙もあり
なにかと人事異動などもあった月。
特に日本国内でいえば
日銀の植田総裁が就任してから
本格始動したことでしょうか。
前体制に続き金融緩和維持として
まずは様子見となりましたが
今後どのように舵を握るのか
日本だけでなく世界も注目してます。
ちなみに金融緩和維持発表で、
アメリカとの政策金利金利差から
ドル円為替は円安へ動きました。
この円安によって3月初旬の
為替までドル円為替も動いたので
円建て金相場にとってすれば
上昇要因となります。
3月はアメリカの
シリコンバレー銀行破綻により
金融機関に関する不安感で募り
円高へ動いていたのですが、
それが覆った形になりましたね。
アメリカの金融不安は
長期的に続くと不況になる
リスクが高まる要因です。
銀行預金が怖いから
預金を引き出すもののなかなか
企業としては借り入れも渋り
売上に影響する可能性も…。
なんだか最近は悪いサイクルしか
流れてない気がしますね。
ゴールドもプラチナも…
ここ最近はドル円為替に関して
特別大きな動きはなく4月も
月を通すと多少の動きはあれど
月初と月末はほぼ変わらず。
日銀植田新総裁による方針発表で
金融緩和継続となったことで
多少の円安には動いたものの
以前ほどの大きな動きにならず。
そんな為替状況に関わらず
円建て相場が上がったのは単純に
ドル建てでの相場上昇によるもの。
ここ最近のドル建て金相場は
金利の動向に敏感になる傾向があり
どっちに動くかのせめぎ合いで
4月は上がったり下がったり…。
金融不安が起こった月初は
価格を後押しし上昇したものの
経済指標の結果から利上げ継続予想で
ゴールドからドルに動き。
かと思えば、3月度のインフレ指数
CPI(消費者物価指数)は鈍化することで
金利利上げは停止すると見込まれて
ドルからゴールドに動いたり…。
4月のドル建て金相場は
2000ドル/ozのせめぎ合いで
下がったり超えたりの繰り返しで
そちらに引っ張られた感じとなりました。
ゴールドは9,000円/g台が
もはや当たり前になっており
現状これを下回る要因は
あまり思い浮かびません。
あるとしたら円高でしょうが
日銀の金融緩和方針が変わるか
アメリカの政策金利が下がるか
…といったところでしょうか。
前者はまず変わらないだろうし
後者も実現する可能性はあれど、
今すぐはないといった状況。
なかなか買い時が
難しい感じではありますね。
で、最高値近辺を動く
ゴールドに対してプラチナは
4月大きな動きを見せました。
これまでは5,000円/g台になっても
すぐ下がっていたのですが、
現在はそれを維持している状況。
最近のプラチナは中国経済に
リンクするような動きになってますが
その背景となるのは昨年度の消費量。
中国は昨年世界最大の
プラチナ消費量を誇っており
景気回復でプラチナ需要が
高まる傾向が強いのです。
特に工業用・自動車用需要が高く
プラチナは供給不足が懸念されており
登記要素として期待されてるのも
相場が上がったひとつの要因。
プラチナ動向を語るのに
中国の経済指標を無視できない
という状況にはなっています。
ゴールドは最高値近辺、
プラチナは最高値の7割近辺。
市場が小さいプラチナは
ただでさえ投機要素が高いので
今が安値と捉えている人も
少なくはない感じですね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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