終活で最も多いインゴット運用のご相談内容

1773 Gold

終活サポートをしている
知り合いから金（ゴールド）の
ご質問をいただきました。

終活では現金や不動産などの
相談が主に多いようでして
金（ゴールド）の相談は稀。

金の知識がある人が周りに
いないってことでの相談でした。

そんな金の質問ですが
主に聞かれた内容というのが
税金に関すること。

色々な情報サイトでも
記載されているのですが
法律が絡むこともあって
最新の信用できる情報を
…とのこと。

現物商品を今でも取引し、
現役でお客様とやりとりしているので
サイトよりも私自身を信用して
訊ねて来られたのでした。

人生の終わりのための活動、
その中には資産の身辺整理も
行うワケですがその中には
金（ゴールド）を抱えた人も
当然ながらおります。

特に今終活を行ってる世代は
金（ゴールド）を持っている方が
多い世代でもあります。

なぜならば、その世代の方は
今よりも20年～30年前が
一番人生に余裕がある世代。

金価格が今に比べると
かなり安かった時期でもあり
保有している方が多いお年頃。

これはウチへ金を売却にと
来店されるお客様を見てると
一目瞭然でもある事実。

そのため、たまたま
知り合いが抱えるお客様の中に
金の保有者は少ないけれども
ゼロってことはまずありません。

バブル時代を謳歌してきた
世代は金（ゴールド）を購入し
それを売ってきた人もいれど
”まだまだ上がる！”と見込んで
手元に持ってる方もいます。

終活！終活！と数年前から
流行になってきてはいますが
それがそのうち金の世界にも
手が伸びるとは感じてました。

大きなインゴットを生前贈与？

ということで終活として
聞かれた質問というのが
大きいサイズのインゴットを
どうやって次世代に残すか？
…というものでした。

もちろんインゴットを
一度お金に変えることで
カンタンに分散・贈与は可能。

しかし、売却してしまうと
年間50万円超の利益発生により
税金対象の可能性があります。

特に10年20年以上前だと
一時的に高騰した時期もあれど
長い間、今よりもかなり安い
相場が続いていました。

相場が数倍になっているので
それだけ利益は出れども
課税対象となりやすくなります。

ではどうすればいいか？

売却してもそれだけの
利益は出ないならいいけど
そうでないのであれば
小分けするしかありません。

小分けは料金は掛かるものの
名前の通り小さいサイズにして
子供達に贈与したり、資産を
分散したりするためのサービス。
（なお、弊社では行ってません）

年間贈与税控除額に調整し
小分けした金を生前贈与に
運用することができます。

換金せずそのまま金の状態で
お子様やお孫様に贈与したい場合は
役立てるサービスってことです。

とはいえ小分けした場合も
分けて売却して年間の所得合計が
50万円を超えると課税対象です。

小分けして1本ずつ売っても
課税対象とならない可能性はあれど
年間で合計すると課税対象となる
可能性は高まるので要注意です。

更に…更に…小分けといっても
加工タイプと交換タイプに
分かれているので要注意。

その辺りについては
以前の投稿に書いてますので
参考にご覧くださいませ。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

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