1810 Gold
弊社のお客様には広島住まいの
フィリンピン人女性がいるのですが
この度ご結婚されるということで
結婚指輪をご購入いただきました。
その方はもともとナカオカで
修理にいらっしゃった方でして
何かとお付き合いのあるお客様。
ご自身の結婚指輪はどうしても
好みのデザインがあったようで
他店で選ばれました。
ただ、旦那様の結婚指輪は
なかなか仕様にこだわりがあり、
その期待に応えれるお店がなく
弊社でご購入いただきました。
で、結婚されたお相手は
米軍基地勤務のアメリカ人。
仕事がお忙しかったようで
旦那様を見る機会はなかったのは
とても残念でしたが写真だけは
見せていただけましたよ。
そんなワケで国際結婚の
お手伝いをさせていただきまいたが
旦那様のこだわりの結婚指輪が
これまたカッコいいデザイン。
ダイヤモンドをいれつつ
プラチナを使った地金部分が
かなり幅と厚みがあるので
ゴツゴツした指輪でした。
ただ、指輪をはめやすいよう
内側には甲丸処理が施してあり
見た目と使い心地の両面を
考慮しての素敵な結婚指輪。
ボリュームある指輪だったので
体格もそれなりに備わってないと
なかなか似合わないデザイン。
日本人でこの指輪をはめる方は
ほぼいないだろうな~と思いつつ
指輪が旅立っていきました。
結婚指輪はオーダーを聞き
ご要望を把握するまでが重要ですが
できあがった指輪をお渡しするときの
嬉しさというのはたまりませんね。
地域によって異なる好み
結婚指輪は日本だけでなく
全世界に存在する文化ですが
デザインや素材はまちまち。
そのため、国や地域により
好みの色や素材が異なります。
日本の場合では白金色に輝く
プラチナが主流となっていますが
約8割のカップルがプラチナ。
しかし、海外ではプラチナより
ゴールドの方が主流になっており
特に中東や東南アジアなどは
プラチナが選択肢にないほど。
更にはアメリカやヨーロッパも
結婚指輪に使われる素材としては
プラチナよりゴールドが選ばれてます。
一時期、イギリス王室の方が
イエローゴールドの指輪を身に付け
ゴールド色の結婚指輪が
人気となった時期もありました。
とはいえ色味としては
プラチナやパラジウムを混ぜた
白金色の方が人気ではあります。
ではそれにもかかわらず
素材としてなぜプラチナでなく
ゴールドが使われているかというと
資産としての側面が強いことも
背景にありました。
海外は日本に比べ
戦争を繰り返してきた頻度と
規模が全く違うため。
海外は人種や文化の違いで
戦争に勝った国が変わる度
通貨は変わってきましたが
島国である日本はそんな背景が
なかった国でもありました。
そんなワケでジュエリーは
ファッションだけではなく
資産としての用途も兼ね備えた
アイテムでもありました。
なので、プラチナよりも
世界的価値が強いゴールドを
好む傾向にあったのです。
金(ゴールド)の世界需要で
ジュエリーが約4割を占めているのは
まさにそのような理由があってのこと。
日本でそもそもプラチナの
結婚指輪が選ばれている理由として
代々の天皇陛下がプラチナ素材を
選ばれていることも背景にあります。
プラチナはゴールドよりも
色味や輝きが控え目ですが
日本人の肌になじみやすい色。
日本人の控え目な国民性が
相まって派手さはなくとも
美しく飾れて憧れが強くなったのが
プラチナが使われた背景のひとつ。
白金色の指輪はプラチナでなく
ホワイトゴールドでも実現は可能。
ですが、敢えて混ぜ物をしてまで
ゴールドがジュエリーの素材に
使われているのには国や地域での
これまでの歴史に理由があったのです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you.
【本日(8/20)の貴金属価格】
ゴールド:6,982円/g(-27)
プラチナ:3,891円/g(-102)
※田中貴金属公表の税込小売価格
【今週の逸品】
1830年創業のスイス老舗ブランドBAUME & MERCIER(ボーム&メルシエ)の腕時計。
世界第6番目の古参ブランドである同ブランドの18金イエローゴールドの稀少モデルです。素材:K18YG
詳細:https://www.mercari.com/jp/items/m79454652694/
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