海外製インゴットを買い取れないお店が多い理由

1809 Gold

新型コロナウイルスの
感染がなかったならば昨年
行く予定であった香港。

ま、コロナの前に
国家安全法が出たので
それも理由でしたが…。

その国家安全法が施行され
中国政府に対して批判的な活動家が
ことごとく逮捕されました。

自由が奪われ強制的に
自主規制となりつつある香港。

いわば言論の自由が
無くなりつつある状況ですが
その影響も数字となって
顕著に表れてきました。

先日の日経新聞にも
その記事が書かれてまして
1年で約8.7万人が香港を
離れる結果となりました。

この8.7万人というのは
香港に住む人口の割合からすると
約1.2%ほどの数となります。

日本も毎年人口は減っており
ここ最近は約0.7%ほどなので
それ以上に減っているということ。

新型コロナウイルスの
流行前に離れた人がまだ
戻れてない状況もあるようです。

ただ、それ以前に進んでいた
国家安全法の影響がジワジワと
出てきたのではと思います。

活動するならば逮捕
勝手に離れるならそれOK、
中国の思惑通りの動きに
なりつつある状況ですね。

人生では一度しか経験がない
香港でしたが本当に見て食べて
楽しめる場所でした。

本当ならコロナが収まったら
香港に行きたいとは思ってたけど
中国事情に詳しい友人からは
悪いことしなくても香港行きは
控えた方がいいかもね。

顔からパスポート情報など
ありとあらゆる記録が取られるから
行くことを考えない方がいいかも
…とまで言われました。

海外製のインゴットは…

そんな香港と言えば
金（ゴールド）の密輸でも
一時期有名になりました。

というのも金（ゴールド）を
香港で購入する場合は日本と違い
消費税など物品税が掛からないので
香港で買い日本で売ると消費税分
利益が出るという仕組み。

日本へ金を持ち込む場合
20万円を超えると消費税分の
税金が発生するので密輸すると
そのマージンがそのまま手に入る
…というスキームがあったためでした。

そんなことが数年前から
多発していたこともあって
政府も以下のように動きました。

海外ブランドのインゴットは
買取を自粛するように…

先日も弊社へ来店された
お客様がインゴットを
買取のために来店されました。

そのときも他店では
買取が断られたんです
…とのことでした。

たしかに国内で販売してない
海外ブランドも中には信用できない
インゴットもあります。

しかし、海外ブランドなら
全てが買い取れないかというと
そういうことではありません。

世界的に認められた企業で
金の精製技術も伴っている
ブランドであるなら弊社でも
買い取りは可能なので他店で
断られたら一度ご相談ください。

そういった密輸による
影響もあってか最近では
インゴットでなく金貨も人気。

企業が作るインゴットは
たとえば日本製のものを海外へ
持って行った場合には先ほどのように
買い取りに時間が掛かってしまったり
最悪できないかもしれません。

弊社が扱っている田中貴金属の
ブランドは世界的にも有名なので
買い取りできないことはないでしょうが
その小さなリスクを嫌がる方も
なかにはいらっしゃいます。

地金型金貨は製造元が造幣局と
企業とは信頼性が全く異なり
世界に発信されてるので
換金されやすいのがメリット。

流通量が多いメイプルリーフ金貨、
ウィーン金貨であれば先ほどの
リスクも改善されるワケです。

ちなみにブランドが不明なら
公式LINEへ登録していただき
写真を送っていただけると
スムーズに鑑定できます。

もちろん登録や鑑定は
無料となっておりますので
下の方にあるリンクを
クリックしてくださいませ。

ｋ

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you.

【本日(8/19)の貴金属価格】
　ゴールド：7,009円/g（+19）
　プラチナ：3,993円/g（+2）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

【今週の逸品】
1830年創業のスイス老舗ブランドBAUME & MERCIER（ボーム&メルシエ）の腕時計。
世界第6番目の古参ブランドである同ブランドの18金イエローゴールドの稀少モデルです。

素材：K18YG
詳細：https://www.mercari.com/jp/items/m79454652694/