金(ゴールド)は依存するほど持つものではない

投稿日:

2404 Gold

 

4月に入って年度が変わる
タイミングということで
色んな制度が変わってます。

特に身近なところで
変わった内容というのが
・デジタル給料支払い対応
・自転車でのヘルメット努力義務化

 

私も経営者なので給料は
支払う側となるワケですけども
このデジタル給料支払い対応は
意外と早く実現したなぁ…と。

QRコード決済など
クレジット決済が日本でも
ようやく進むようになったので
給料も対応するとは感じてましたが
それがこの4月から解禁。

これまではほぼ銀行振込の
一択ではあったのですが、それが
拡がるということになります。

 

厳密に言うとこれは
支払方法が認められるというより
支払う物が変わると言った感じ。

今までは労働基準法により
支払うものは現金だけでしたが
そこにデジタルマネーも追加された
…ということです。

もちろんこういった対応は
企業側が勝手にやっていいのでなく
従業員と協定を結ぶのが前提ですが
現金かデジタルマネーかというと
私だったら現金がいいかなぁ…と。

 

そして、もうひとつ
変わったのが自転車に乗る際に
ヘルメットが努力義務化された
というもの。

これは道路交通法の改正で
自転車に乗る人全員がヘルメットの
装着に努めないといけないってこと。

乗る人全員であるため、
運転する人だけではなくて
同乗者もかぶる必要があります。

 

努力義務化ということで
ヘルメット装着は必須では
ないということ。

ただ、未装着時の
巻き込まれ事故で賠償額が減額、
また保険が優遇されるなど
何も影響がないとは言えない様子。

あくまでも自分の身を守る
意味での努力義務ということです。

 

 

ゴールドは組み合わせが肝心

守るというとゴールドは
よく守りの資産と言われます。

店頭に来店されるお客様でも
ゴールドを購入する理由としては
資産の一部を守りたいから
という方がほとんど。

 

そんな中で資産運用に関して
このような質問をいただきました。

”資産運用を見直してますが
基本的にはお金とゴールドだけで
運用しておけば大丈夫ですかね?”

 

話を聞いてみると株や不動産など
お金を除く資産は全くない状況で
せいぜい銀行の定期積立と
保険に入ってる程度。

しかも、その保険は積立でなく
掛け捨てタイプの商品でして、
もしも身体に何かあった場合のもの。

つまり、資産という資産は
お金と今回購入するゴールドしか
持ち合わせてない方でした。

 

確かにゴールドがあれば
資産を守ってくれはしますが
お金とゴールドだけですと
あまりオススメできない運用。

というのがこれだと
守りに特化しすぎており
増やすことに向いてないため。

 

ゴールドは持っている分に
税金が掛かることはないのですが
その代わり定期的な利益はなく
利子も無ければ、優待などもない
完全に売買での差額に依存します。

確かに利益が出たとならば
資産を増やすことにはなりますが
相場を読みにくいゴールドは
攻めではなく守りの商品。

何十年も前であれば
金融機関の金利に期待できたけど
現在は低金利時代にシフトしており
お金を増やすことは期待できません。

 

といった事情があるので
ゴールドを保有するならば
他に増やす資産も持った上で
運用した方がいいということ。

守りに特化し過ぎるのでなく
増やす資産も持ち分散させることで
資産を増やしながら安定できます。

ゴールドは守りに特化してますが
資産の安定剤という立ち位置で
みた方がいいってことです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(4/7)の貴金属価格】
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