貴金属や純度の刻印があっても全てそうとは限らない?!

投稿日:

2942 Gold

 

電話で先日このような
お問い合わせをいただきました。

ペンダントトップに
”Pt900”の刻印があったのですが
磁石にくっついたんです。

プラチナは磁石に付かないと
聞いたことがあるのですがこれって
メッキってことですかね?

 

私のブログでは過去に何度か
貴金属品の真偽の見極めについて
取り上げたことがあります。

その中でも磁石を近づけて
くっついたらメッキ品ですよ!
…といった旨を伝えてきました。

他社のサイトでもそのように
磁石にくっついたらメッキ品と
記載してるとこがほとんど。

 

今回は電話の口頭だったので
ペンダントがどのような構造で
作られたのかは分かりません。

ただ、確かに貴金属品の
純度刻印が施されていても
メッキ品のことはあります。

その背景としては2点あり
今回のお問い合わせも恐らく
どっちかではないかと思います。

①そもそも刻印情報が嘘
②中が空洞で中身にメッキ品がある

 

①について、よっぽど
こういったことはあって
欲しくないことではありますが
可能性としてはあり得るもの。

刻印はやろうと思えば
カンタンに刻印できます。

結構昔の物とのことなので
あくまでも可能性のひとつとして
無いことはないのでね。

 

そして、もうひとつは
空洞になっており中身に
メッキ品が入っているケース。

側は貴金属でも中身は
メッキ品のことが多くて
こじ開けると鉄製だった
なんてことがあります。

 

基本的には刻印を見れば
その素材と純度が分かります。

ただ、必ずしもそうでなかったり
一部の箇所は刻印ではない…
ということもあるのです。

 

 

貴金属品と間違えやすいパーツ

外側が貴金属品で中が中空、
鉄製部品が入っている商品は
意外とあるものなんです。

これに該当するのは
スウィブル式カフスボタンや
ブローチの雌側といったところ。

 

カフスボタンの表側は
貴金属であっても裏側の部分は
鉄製の芯が入ってることが多く
磁石を近づけると中身に反応し
くっついてしまうことがあります。

分かりやすく写真で示すと
以下の部分ですね。

 

赤丸で囲んだ長方体の中には
カフスボタンを折り曲げて
固定するための芯が入っています。

この芯は柔らかい貴金属だと
使う度に固定する強さが弱まるため
硬い鉄製素材が使われてますが
それがマグネットに反応するワケです。

カフスのほとんどは裏についている
部分が全てメッキ品であることが多く
磁石にくっつくパターンが多いのです。

 

そして、ブローチも
押しピンタイプのものでして
雌側の方もメッキ品である
ケースがほとんどです。

雄側が貴金属であったとしても
雌側はそうとは限らないのです。

 

雌側のパーツは貴金属だとピンが
入ったときに摩耗で削れてしまい
抜けやすくなってしまうので、
硬い金属が使われてます。

なので、こういったように
雌側だけメッキ品が使われます。

 

貴金属刻印があったも
その商品の全部分が刻印通りとは
限らないこともあります。

そういった意味では
ゴールドやプラチナの刻印が
施されていても磁石に反応する
ケースもあるということです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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【本日(9/26)の貴金属価格】
 ゴールド:13,634円/g(+117)
 プラチナ:5,170円/g(+77)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

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