プラチナは買い?値段の前に商品の本質を押さえること!

投稿日:

2943 Gold

 

以前、私のセミナーを
受講された方より電話があり
プラチナに関して質問を
いただきました。

事の発端としては
日経新聞でプラチナに関する
記事が書かれていたのですが
”プラチナ、投資が2.4倍”
という見出しを見たため。

 

昨年に比べると
宝飾品と投資用途での
需要が増えているプラチナ。

しかし、価格で見ると
ゴールドに比べてかなり
差が開いているプラチナ。

ゴールドがあまりにも高く
中国やインドでは割安の
プラチナに動く可能性がある
…といった内容の記事。

そういった情報を見て
”プラチナって今は買いですか?”
という質問をいただいたのでした。

 

私もその記事を見たのですが
確かに書いてある通りのことが
起こっているのは知ってました。

とはいえプラチナ需要の
メインどころは自動車などの
産業用需要となります。

その辺りに関しての需要が
プラチナ価格を下から支える
ところではあるのですが
そちらの変動はあまりなし。

 

中国とインドによる需要が
今後どれだけ伸びていって、
どれだけ価格に転嫁されるのかが
読みづらい状況ではあったので
静観状態ではありました。

昨年よりか確かにプラチナの
価格は上がってきているものの
目立っているのは投資需要。

景気の影響を受けやすい
宝飾品需要は一過性である
可能性も高いのでね。

 

とはいえドル建てのレンジは
900ドル/oz~1,000ドル/oz。

この間ならいいとは思うし、
900ドル/ozを下回れば
間違いなく買い時。

為替を考慮すると難しいので
ドル建てのレンジ内ならば
いいんじゃないかな…とは
感じた次第ですね。

 

 

お金としてみるかどうか…

値段としてみると
先ほどのようにドル建てでの
レンジで購入の判断を行えば
いいのではと思います。

ただ、重要となるのは
価格でなく本質の部分。

なぜプラチナを買いたいか?
というところをよくよく
知ることが重要です。

 

貴金属資産のメジャーな
商品として大きく3つあります。

①ゴールド
②プラチナ
③シルバー

 

ただ、この中でお金としての
一面を持つのはひとつだけで
プラチナでもなくシルバーでもなく
ゴールドしかありません。

金本位制度など過去の歴史で
通貨の代わりに使われてきたのは
ゴールドとシルバーがあります。

シルバーは確かに銀貨など
お金として使われてきたことは
過去にありましたがいかんせん
流通量が多く単価が安い資源。

 

同じ重量の金貨と銀貨の
どちらか好きな方をあげます!
…と言われるとほぼ100%
金貨を選ぶかと思います。

見た目の輝き、稀少性の価値から
お金の代替資産として成り立つのは
ゴールドぐらいしかないのです。

となると、プラチナやシルバーの
存在価値は何なのかというと
お金でなく産業用の資源。

 

プラチナは主に自動車用、
シルバーは太陽光設備というように
どちらも需要の主たるものは
産業用に使われるもの。

その反面でゴールドは
宝飾品や投資用が需要の半分以上を
占める資源となっています。

プラチナは今後もしかしたら
相場が上がるかもしれませんが、
そもそも資産としての用途で
持つのに相応しいのでしょうか?

 

プラチナを敬遠するワケでは
当然ありません。

ただ、値段だけで買うのでなく
それぞれの商品に関しては
どういった目的で持つのかを
把握しておくことも重要かと思います

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(9/27)の貴金属価格】
 ゴールド:13,751円/g(+117)
 プラチナ:5,237円/g(+67)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

<ノイズを消し去るピンキーリング>

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