3063 Gold
数年前から中国では
若者による金需要が
高まっています。
特にニュースでも
話題になったのが純金を
コンパクトにした金豆。
タブレットほどの大きさで
1gほどのものではありますが
それを買い貯める若者が
増えているようです。
中国では人民銀行が
ゴールドを買い増してるように
国全体としてゴールドが
好きな風習にあります。
中華料理屋では赤色と
金色の組み合わせとなった
装飾が多いかと思います。
これはこの色の組み合わせが
ラッキーカラーであるためで
お祭りのときに必ず出てくる
色ではありますね。
で、そんな金豆ですが
ニュースで出たこともあって
当店にも何件かお問い合わせを
いただいたことがありました。
この金豆なのですが
もちろん作ること自体は
技術的に可能なもの。
ですが、日本ではあまり
流通していないもの。
なぜならば、コストが
結構掛かる代物であるのに対し
需要がそこまで高くないため。
採算が合いにくいプロジェクトで
企業側としてもなかなか提供が
難しい代物なのです。
たった1gの金豆ですが
商品として形成する作業、
このコストだけで意外と
掛かってくるもの。
たとえば、とある日の
金小売価格が15,000円/gとして
1gの金豆がどれぐらいの
販売価格になるかってことです。
インゴットのように
大量にゴールドを輸入し
工場で大量に生産するなら
まだいいのかもしれません。
ただ、1gの金豆を
大量生産するとなると
それなりの数を作らないと
コスト面での弊害は必至。
ネットで見てみたのですが
手数料が3000円ほどのとこもあれば
8000円ほど掛かるお店も…。
手数行が高くなるほど
資産としては微妙なところで
金豆を販売できるのは需要が高い
中国ならでのことかと思います。
ネットのメディアでは
中国で販売されている金豆は
加工量が掛からないといった
記事もありました。
その反面で韓国でも金豆の
自販機があるようですがそちらは
コストがのって割高な模様。
一度中国や韓国へ行って見て
実際に金豆を買ってみたいところ。
流通量が多いほど有利
この金豆ですがダメ元で
取引先に作れないかを
聞いてみました。
すると案の定ですが
”作ることはできるけども
相当ロット注文しないと
割に合わない商品になるよ!”
ということでした。
基本的に作ることが
できないものはありませんが
壁となるのがコスト。
たとえば1gの金豆、
この重量1gに合わせるのも
そう簡単にはいきません。
工場のラインで作るにも
専用の設備費用が掛かるし、
人の手で作るにも技術力、
作業代が発生します。
このような工芸品扱いの
金製品というのはどうしても
割高なコストが掛かるのです。
ただ、これは金貨も
種類によっては同じようなことが
当てはまるケースがあります。
金貨の種類としては
地金型・収集型・通貨型と
大きく3種類あります。
この中でもコストが
掛かりやすい金貨というのが
収集型と通貨型になります。
造幣局で製造される地金型金貨は
流通量の多さが売りなのですが
収集型と通貨型というのは
限定枚数しか作られません。
製造枚数が少ないということは
それだけ1枚当たりのコストも増え
販売価格に加味されるということ。
販売価格だけで見るならば
もっとも効率的なのは地金型金貨
ということなのです。
金豆は持ちやすいという点、
そして安価な点で中国では若者からの
支持を得た商品です。
日本でもそれだけの需要が見込め
大量生産してまで売る企業が出れば
換金性の良い金豆がもしかしたら
出てくるかもしれませんね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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