トランプ大統領2.0始動により金価格も上昇

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3064 Gold

 

昨年、大統領選挙が終わり
トランプ大統領の就任式が開催。

いよいよトランプ2.0が
開幕となったワケですけれども
スタートから一気にダッシュ。

アメリカ第一主義を掲げ、
そこに向けて妥協のない政策が
推し進められています。

 

中途半端にしないで
やると決めたら推し進める。

この姿勢は元々経営者である
トランプ氏の強みとは思うし、
私自身も見習いたい点でもあります。

とはいえ、やることが
なかなか過激なものばかりで
突然行うので先読みが難しい、
そんな4年間になりそうなのは
以前の大統領時代と同じこと。

 

就任演説の始めに
「アメリカの黄金期は
これから始まる」と述べました。

分かりやすい方針ではあるけど
どんな政策を打ち出していくか
分からないので先読みが難しい
4年間となること間違いありません。

 

ユーラシアグループが発表した
今年の世界10大リスクでは
トランプ氏の支配という内容が
第2位にあがっていました。

これはトランプ氏自身の
行動方針だけでなく、共和党が
多数党であり、政策推進が
有利な状況であるため。

アメリカファーストのために
アメリカへの輸入品に対して
これまで以上に関税が掛けられ
関係性の悪化も日本としては
リスクとして挙がってます。

 

昨年、選挙中の演説で
襲撃されるも生き延びたトランプ氏。

この出来事が更に大統領として
責務を全うする意思を固めたのは
間違いないのでしょうが、周りが
どうなるか少々怖いところです。

 

 

就任演説後の相場は…

就任するまではあまり
動かなかった相場も続々と
動きを見せ始めました。

就任式後の翌日夜中には
日銀が金利の追加利上げを決定し
速報で流れました。

 

そして、就任後すぐに
カナダとメキシコに対して
関税を2月から25%UPすると発言。

もとから予定されていたものの
具体的な日にちも決まったことで
市場が反応しました。

為替は円安傾向となり
NY金先物も上がっていき
円建てはそのダブルの影響で
更なる上昇となりました。

 

就任後、時間があったので
為替と金相場(NY金先物と円建て)の
チャートを眺めていたのですが、
やっぱりそうなるか…という感じ。

しかし、その動きも
トランプ大統領の発言による
限定的であり、まだ静観状態
といった感じな気もしました。

何か発言しては反応する
そんな感じになるのかなぁ…と。

 

金価格が上昇する
というのは、基本的に世界が
不安定である象徴でもあります。

アメリカファーストな政策が
他国への影響を及ぼすものであれば
何かしら物の値段であったり、
経済状況に反映されます。

特に関税に関しては
アメリカへ輸出する側としては
キツイ政策ですからね。

 

アメリカが自国を優先し、
他国との関係性を落とすとなると
どんな影響があるか分かりませんが
基本的に良いことはありません。

アメリカは良くなったとしても
それ以外の国は景気悪化となる
そうなってしまうため。

裏を返せばそれだけ今の
アメリカは良くない状況ってことを
示していることでもありますが…。

 

何にせよ公言した政策を
いつ実行するのか…

突拍子もない政策を突然
やってくるトランプ砲には
これからも要注目ですね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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